約 2,070,742 件
https://w.atwiki.jp/mini4wd_lab/pages/533.html
参加メンバー こむお(記) 場所 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 オープンは2100名程度。 コース 高速サーキット! バンクで減速せずに、アイガーだけでブレーキングすることが大切。 結果 名前 結果 写真 こむお 準々決勝敗退 こむおの感想 レーサーの皆さん、タミヤスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 さて、師走。 今年のミニ四駆公式大会も残すところあと2日。 今回はスピードコースということで、前日からHDPやマッハを入念に準備していきました。 ■練習1回目 32000くらいのHDP、超速、ネオチャンプ1.3Vで29.1。 アイガー1.5枚をぎりぎりまで飛んでる。 あぶなっかしすぎる。 ■練習2回目 先ほどよりフロントブレーキをほんの少し下げる。 で、アイガー下りでCO。 まじかよ。 そこは自信あったのに。 でもアイガー上りは余裕を持って収まってた。 ■QF 練習2でアイガー上りに余裕があったので、フロントブレーキを練習1と練習2の間の高さに設定。 アイガー下りのラインを修正するために、フロントローラー位置を調整。 電池はちょっぴりパンチ力のある勝負電池。 2周目のアイガー上りでCO。 スタビももげる。 ヒクオのマスダンポールもひしゃげる。 自分の心も折れる。 ■総括 チャンピオンズといっても、攻めすぎちゃダメ。 周りが速いからどうしてもスピード負けが怖くなっちゃうけど、 そこは耐えて、少しマージンもたせるくらいじゃないとコースアウトばっかりしちゃう。 次のチャンピオンシップに必ず活かす! その前にマシン直さなきゃ。。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/365.html
( A`)スレまとめ . . . 注意 * 今回の話を読む前に ( A`)がミニ四駆をふたたび走らせるようです 番外編~モナーの自宅にて~ ( A`)がミニ四駆をふたたび走らせるようです 番外編~( A`)少年の日の思い出のようです~ の二話をあわせて読むことをお勧めします . . . 4 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 16 20.15 ID qSgGUyE1O 「どうしたんだよ、急に模型屋行くから付き合えとか」 「む。この前私の学校の学園祭でミニ四駆の出し物があってな。そこでマシンを提供した店の宣伝をしていたんだ」 「で、これからその店に向かうってわけか。ミニ四駆買うのか?」 「うむ。愛しの烈きゅんのバンガードソニックが欲しくなってな」 「…コスプレの一環か…よくやるよ」 「お前もコスプレしてみないか?豪なんかキャラクター的にも似合うと思うのだが」 「ありえねーよ。っていうか今俺にミニ四駆の話をしないでくれ」 「なんだ、やけに機嫌が悪いな。なにかあったのか?」 「それがよ、俺が出かけてる間に母ちゃんが俺の部屋の本全部売っちゃってよ…」 5 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 17 02.28 ID qSgGUyE1O 「それは酷いな。しかし部屋を片付けないお前にも非はあるだろう。あの部屋は確かに汚い」 「うっせーな。…その中に大事な本があったんだよ」 「買い戻しにいけばいいじゃないか」 「行ってみたけどもう売れてたんだよ。はあ、あんな本誰が買ったんだか…」 「で、それがミニ四駆の話とどんな関係があるんだ?」 「ミニ四駆の改造本だったんだよ。…お、あの店じゃねーか?」 「む、そのようだな。行くか」 川 ゚ -゚)「邪魔するぞ」 从 ゚∀从「ちわーっス」 6 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 19 00.24 ID qSgGUyE1O ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃい」 俺たちを出迎えたのは若いねーちゃんだった。俺たちと同じくらいか? 川 ゚ -゚)「む、あなたはこの前の学園祭にもいましたね。ここの店員さんでしたか」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、VIP大学の学生さん?ブーンたちに用かしら?今日はまだ来てないわよ」 川 ゚ -゚)「ブーンたち?ああ、学園祭で企画をしていた彼らか。いや、特に彼らと知り合いというわけではなくてな、今日はミニ四駆を買いに来たんだ」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、そうなの。ミニ四駆のコーナーはそこだから、ゆっくり見ていってね」 川 ゚ -゚)「かたじけない」 7 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 19 39.80 ID qSgGUyE1O クーがミニ四駆のコーナーを見ている間、俺は暇つぶしに店内を見て回る。懐かしい気持ちは確かにあるが、今はミニ四駆を見たい気分じゃない。 ( ><)「ワカッテマスくん、このパーツはどんな効果があるんですか?」 ( ● ● )「ちょっと待ってください、この本で調べてみます」 店内にはミニ四駆のコースも置いてあるようだ。コースの近くで2人の子供がセッティングをしている。 从 ゚∀从「今のガキでもミニ四駆やってる奴いるんだな。………ッ!」 片方の子供が持っている本に目が止まった。 9 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 21 45.18 ID qSgGUyE1O 从;゚∀从「お、おいボウズ!ちょっとその本見せてくんねーか!」 (; ● ● )「な、なんですか!」 返事を待たずに本を取り上げ、裏表紙を確認する。汚い字で書かれた名前。間違いない。 从 ゚∀从「ボウズ、この本元々俺のなんだ。金なら払うからさ、悪いけど返してくんねーかな?」 (; ● ● )「い、嫌です!その本は僕が買ったんです!返してください」 ( ><)「ワカッテマスくんに返すんです!」 从;゚∀从「なあ、頼むよ、大事な本なんだ」 ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと!あんたなに子供のもの取り上げてるのよ!」 从;゚∀从「い、いや、これにはわけが…」 店員のねーちゃんがやってきた。説明するのめんどくせぇな…。 10 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 23 00.62 ID qSgGUyE1O …………。 ('A`)「ブーンたち来てるかな…」 午前中は酷い頭痛がしていたので見合わせていたが、今は治ったので荒巻模型店に向かっていた。 「子供から物をとるなんて恥ずかしくないの!?」 「だーかーらー!これには事情があるっつってんだろ!?話聞けよ!」 そろそろ荒巻模型店が見えるというところで、店の方から怒鳴り合う声が聞こえた。片方はツンさんの声だが、もう1人は聞き覚えがない。お客さんだろうか? 11 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 25 07.50 ID qSgGUyE1O (;'A`)「ツンさんなにやってんだろ…?」 あまり関わり合いになりたくない気もしたが、そうもいかないだろう。恐る恐る店の扉を開けた。 (;'A`)「こ、こんにちは」 ξ#゚⊿゚)ξ「あ、ドクオ!聞いてよ!こいつがワカッテマスくんの本取り上げようとしてるのよ?」 从#゚∀从「だから、まず落ち着いて俺の話を聞けって!」 川 ゚ -゚)「いや、ハイン、お前も落ち着け」 なにがなんだかわからない。やっぱりあのまま帰ればよかったか。 ('A`)「ん?今ハインって…」 从 ゚∀从「…え?ドクオ?」 ツンさんと言い争っていた女と目が合った。 从;゚∀从('A`;)「あーーっ!!」 (;'A`)「お、おま、お前ハインか!?」 从;゚∀从「ド、ドクオか!?」 12 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 26 37.46 ID qSgGUyE1O ξ゚⊿゚)ξ「え、なに?知り合い?」 川 ゚ -゚)「どうやらそのようだな」 (;'A`)「…………」 从;゚∀从「…………」 あまりのことにお互い言葉が出ない。 ( ^ω^)「おいすー!」 (´・ω・`)「こんにちは」 ( ^ω^)「お?ドクオと見つめ合ってる女の人は誰だお?」 ξ゚⊿゚)ξ「さあ?私にもさっぱり」 川 ゚ -゚)「私が思うに2人は昔の恋人同士だな」 (;^ω^)ξ;゚⊿゚)ξ「なんだって!」 (;´・ω・`)(話についていけない…) 13 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 28 19.99 ID qSgGUyE1O 川 ゚ -゚)「間違いない。あの絡まり合う視線。あれはかつて愛し合った者たち特有のものだ」 ξ;゚⊿゚)ξ「な、なるほど!」 (;^ω^)「言われてみれば!」 (;´・ω・`)(この人たちなんでこんなにすぐ馴染んでるんだろう?) (#'A`)(あいつら!なに勝手なことを!) 从 ∀从「…ドクオ」 (;'A`)「…あ、ああ」 ハインに話しかけられて我にかえる。 从 ∀从「黙っていなくなって悪かったな…」 (#'A`)「ほ、本当だよ!勝手にいなくなりやがって…」 14 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 29 28.73 ID qSgGUyE1O 「どうやらハインがドクオを捨てていなくなったようだな」 「まあ、普通に考えればそうよねぇ」 「おっお、ドクオかわいそうだお…」 (#'A`)(あいつら…いい加減にしろよ…) と、そこでハインが吼えた。 从#゚∀从「てめーら!少し黙ってろ!」 ドスッ! ( ゜ω゜)「ウッ!」 ブーンがハインのパンチをまともに受け、もんどりうって倒れる。 ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン、大丈夫!」 ( ´ω`)「おっお…どうしてブーンが…」 从;゚∀从「わ、わりぃ!つい…」 15 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 31 40.53 ID qSgGUyE1O ……………。 ('A`)「…というわけなんだ」 ξ゚⊿゚)ξ「へえ、2人は幼なじみだったのね」 川 ゚ -゚)「その本は君がハインにあげたものだったのか」 落ち着いたところで、俺とハインとの関係を皆に説明した。 从 ゚∀从「おう、ブーンっていったか。殴って悪かったな」 ( ´ω`)「だいぶ楽になってきたお…」 ξ゚⊿゚)ξ「いきなり殴るなんて野蛮だわ」 (;´ω`)(;'A`)(;´・ω・`)(いや、あんたが言うなよ…) 16 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 32 31.41 ID qSgGUyE1O 从 ゚∀从「ん?あんたそいつの彼女か?彼氏に悪いことしたな」 ξ//⊿//)ξ「か、彼女なんかじゃないんだから!私たちもただの幼なじみなんだから!」 ドスッ! ( ゜ω゜)「ハウアッ!」 (;´・ω・`)「ブーン!ブーン!しっかりするんだ!」 川 ゚ -゚)「うむ、ハインに劣らぬ良いパンチだ」 ブーン…。かわいそうに。 17 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 33 16.36 ID qSgGUyE1O 从 ゚∀从「まあ、というわけで、その本は思い出の品なんだよ。ボウズ、悪いけど譲ってくれるか?」 ( ● ● )「そういうことなら仕方ないです」 从 ゚∀从「…わりぃな。で、いくらだったんだ」 ( ● ● )「30円です」 从;゚∀从「………」 (;'A`)「俺たちの思い出が…」 从;゚∀从「たったの30円か…」 川 ゚ -゚)「まあ、書き込みまでしてあるしな」 なんだか力が抜けてしまった。まあ、思い出はプライスレスってことで…。 19 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 37 18.52 ID qSgGUyE1O ξ゚⊿゚)ξ「そういえばミニ四駆を買いに来たんじゃなかったの?」 川 ゚ -゚)「む、そうだった。すっかり忘れていた」 どうやらクーさんという人はミニ四駆を買いに来たらしい。 川 ゚ -゚)「買うものは決めている。これを頼む」 ξ゚⊿゚)ξ「ありがとうございます、630円です」 クーさんが買ったのはバンガードソニックだった。 川 ゚ -゚)「ここで組んでいってもいいのか?」 ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ。誰か工具貸してあげて」 ( ^ω^)「おっお、じゃあブーンのを使うといいお!」 川 ゚ -゚)「む、すまない」 クーさんは箱を開けてマシンを組み立て始める。 20 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 37 59.42 ID qSgGUyE1O 川 ゚ -゚)「シャーシは出来たのだが…」 从 ゚∀从「どうしたクー?ボディにシール貼れば完成だろ?」 川 ゚ -゚)「…なんだかずいぶんパッケージと違うな。烈きゅんのマシンはこんなんじゃない」 (;'A`)(烈きゅん?) (´・ω・`)「紙のシールですからね。仕方ないです。工夫すればある程度は見栄えがよくなりますけどね」 川 ゚ -゚)「ほう。詳しく聞かせてもらおうか」 (´・ω・`)「いいですけど結構根気がいりますよ?」 川 ゚ -゚)「かまわない。衣装づくりをしているから、根気はそれなりにあるつもりだ」 21 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 39 43.07 ID qSgGUyE1O (´・ω・`)「それなら教えましょう」 (´・ω・`)「まずデザインナイフ等を使ってシールの余白を切り取ります。結構細かい作業ですよ」 川 ゚ -゚)「大丈夫だ。スクリーントーンを削るのでなれている」 (´・ω・`)「そのあとはクリアースプレーをを吹くわけですが、一気に厚く塗りすぎるとシールを侵食してしまうので、あくまで薄く、何回かに分けて塗ります。 ちゃんと乾かしてから塗り重ねなきゃダメですよ」 川 ゚ -゚)「なるほど」 22 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 40 30.53 ID qSgGUyE1O (´・ω・`)「シールの段差が目立たなくなるくらいになったら、よく乾かしてコンパウンドで磨きます。これだけやればそれなりに見られるボディになりますよ」 川 ゚ -゚)「ありがとう、勉強になった。しかしそれは時間がかかりそうだな。道具を買って自宅でやることにしよう」 ξ゚⊿゚)ξ「そうね、お店の中でスプレー使われても困るしね」 ここでハインが俺に話しかけてきた。 从 ゚∀从「ドクオもまだミニ四駆やってるのか?」 ('A`)「最近またやり始めたんだ」 从 ゚∀从「へえ、マシン見せてくれよ」 ('A`)「いいよ。はい」 ハインにエンペラーPROを手渡す。 23 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 42 37.09 ID qSgGUyE1O 从 ゚∀从「なんじゃこりゃ!?モーターが真ん中にあるぞ?うわー生意気にベアリングローラー6個も使っちゃって」 ハインは俺のマシンをしげしげと観察している。新しいマシンが珍しいのだろうか。 从 ゚∀从「…この本に載ってる改造じゃないんだな」 ('A`)「うん。…その改造じゃあんまり速くないしね」 从 ゚∀从「カーッ!夢がねぇな!…おい、ドクオ!」 ('A`)「なに?」 ハインが言おうとしていることはだいたい想像がついた。 从 ゚∀从「この改造計画の通りに作るぞ!」 ('A`)「うん、やってみるか!」 少年時代の夢を追いかけてみるのも悪くない。 24 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 43 33.93 ID qSgGUyE1O (;'A`)「だけどこのパーツ全部手にはいるかな…」 ξ゚⊿゚)ξ「どれ?見せてみなさいよ」 ツンさんが改造計画を覗き込む。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、うちのお店にあるパーツでほとんど全部揃うわよ?」 ('A`)「え、本当に?」 ξ゚⊿゚)ξ「ええ。エンペラーは最近スペシャルキットが出たし。 トルクチューン、大径アルミベアリングローラー、可変ダウンスラストローラー、レストンスポンジタイヤは今も普通に売ってるわ。 軽量ワンウェイホイールとリヤースキッドローラーはグレードアップパーツクラシックvol.3に入ってる」 25 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 45 24.45 ID qSgGUyE1O ('A`)「結構手に入るんだなぁ」 ξ゚⊿゚)ξ「スタビポールローラーセットだけはないわね」 从 ゚∀从「おう、あの皿回しみたいなヤツか。…こいつで代用したらどうだ?」 ハインが改造本を開いて指差す。 ('A`)「ああ、こんな改造もあったなぁ」 それはジャパンカップの入賞者のマシン紹介のページだった。マシンのサイドは普通のスタビポールを逆向きにつけ、ローラーを取り付けられるようにしてあった。 ('A`)「よし、これでいこう」 从 ゚∀从「おし、俺も一台組んでみるか」 26 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 47 33.63 ID qSgGUyE1O ('A`)「お、なんのマシンにするの?」 从 ゚∀从「決まってんだろ!こいつだ!」 ハインが手にしたキットはサイクロンマグナムだった。 ('A`)「ああ、やっぱり」 サイクロンマグナムはかつてハインの愛車だったのだ。 从 ゚∀从「モーターはウルトラダッシュな」 2人ともそれぞれマシンとパーツを買い、組み立て始める。 ('A`)「…あとはフロントローラーか」 从 ゚∀从「ドクオはまだ組みおわんねーのか?俺はもう出来たぜ!」 ('A`)「あとこれをフロントにつけたら完成だ」 从 ゚∀从「それは…」 俺が取り出したのは、子供のころハインから貰った大径アルミベアリングローラーだ。 27 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 49 41.52 ID qSgGUyE1O 从 ゚∀从「…そんなのまだ持ってたのか」 ('A`)「お前と違って売ったりしねーよ」 从;゚∀从「あ、あれは母ちゃんがだな…」 ('A`)「わかった、わかった。…こいつは今日偶然出てきたんだけどな。まさかハインに会うとは思ってもみなかった」 从 ゚∀从「おう、俺もだ」 俺は思い出の品をフロントにとりつける。ゴムリングは劣化してひび割れ、ベアリングは錆びている。アルミもくすんで光を失っている。それでもいい、今はこいつを使いたかった。 ('A`)「よし、完成だ!」 从 ゚∀从「おっしゃー!早速走らせるよーぜ!」 28 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 50 56.15 ID qSgGUyE1O ハインと2人でマシンを構える。 从 ∀从「懐かしいな…」 ( A )「…ああ」 マシンのスイッチを入れる。軽快な音が店内に響き渡る。 从 ゚∀从('A`)「いっけーっ!!」 2人同時にマシンをスタートさせる。 从 ゚∀从「ハハッ、ドクオのマシンおっせーな」 減速用やあまり意味のないパーツをつけ、モーターはトルクチューン。遅いのは当然だ。 ('A`)「自分のマシンの心配しろよ」 从;゚∀从「あっ!ちくしょう!」 ハインのマシンは第一コーナーでコースアウトした。ウルトラダッシュを積んでいるのに、ローラーはフロントにつけた大径アルミベアリングだけなのだから当然だ。 29 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/23(火) 22 51 59.63 ID qSgGUyE1O ('A`)「ハハッ、進歩ねーな!」 从#゚∀从「うっせー!」 ('A`)「…フフ」 从 ゚∀从「…へへ」 从 ゚∀从 ('∀`)「「ハッハッハ!」」 俺たちは顔を見合わせて笑い合った。まるで子供時代に還ったようだった。
https://w.atwiki.jp/w-yukipedia/pages/148.html
とは、かつて日本中の男児及び親父達を熱中させた、動力付の小型自動車模型だぁーっ!! 80年代に発売され、人気を博すがだんだんと低迷。だがその後アニメ、爆走兄弟レッツ&ゴーシリーズにおいて題材となり、再び一世を風靡したんだぞーぅ!!当時はタミヤから新しい模型が発売されるや否や、店頭に長蛇の列が起きるほどの人気振りだったんだぁぁーっ!! 当会においても再び人気に火が点きつつあるっ!! ミニ四駆部員はいつでも君の入会を待っているぞぉぉーーぅ!! ゴォォォォオオオオオオオオオオオル!!!!!! 「かっとべっ!!!マグナーーーム!!!」 ~星馬豪~ 「負けるなっ!!!ソニックーーー!!!」 ~星馬烈~
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/14464.html
登録日:2012/07/04 (水) 16 21 39 更新日:2023/07/02 Sun 15 55 13 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 おっさん歓喜 オヤジマシン再び プロジェクトX ミニ四駆 歴史 熱い項目 (株)タミヤ(旧田宮模型)から発売されているホビーミニ四駆。 1982年に生まれたミニ四駆は、これまで2度の国民的大ブームを巻き起こした。 徳田ザウルス氏の漫画ダッシュ!四駆郎とレーサーミニ四駆による第一次ミニ四駆ブーム。 こしたてつひろ氏の漫画爆走兄弟レッツ&ゴー!!とフルカウルミニ四駆による第二次ミニ四駆ブーム。 「小学校の頃マグナム持ってた」「アバンテに憧れた」「ワンウェイホイールの理屈が未だにわからん」というおっさ……諸兄も多いだろう。 それぞれの直撃世代でなくても、ミニ四駆が社会現象レベルの大ヒットを記録したことを耳にしたことはあるはずだ。 しかし、第三次ミニ四駆ブームというものは知っているだろうか? 今は当時のようにコロコロコミックで漫画が人気を博しているわけでもなく、テレビアニメもやっていない。 多くの人は『いつ流行ったんだ?』と首を傾げても仕方ないだろう。 だが、第三次ブームは確実に存在している。 第二次ブーム終焉以降の歴史を紐解きながら、それを確かめてみよう。 1999年 この年、爆走兄弟レッツ&ゴーMAXの連載が終了。 同時に全国大会ジャパンカップ、田宮の情報番組RCカーグランプリも終了する。 第二次ミニ四駆ブームは終わり、タミヤの主力商品はダンガンレーサーとラジ四駆という名の黒歴史に移行する。 ダンガンレーサーはミニ四駆の遺産を活かしそれなりにヒットするも、ゾイド、ベイブレード、そしてMagic the Gathering及び遊戯王OCGを筆頭とするTCGブームの前に苦戦していた。 またしばらく経つと、かのバンダイがミニ四駆にソックリなバクシードを唐突に展開する。 それなりに人気を得たものの、往年の本家のような爆発的ブームには至らず、数年で終了した。 その裏で往年の名車アバンテJr.等がコレクターアイテムとして、かつてのレーサーにオークション等で取引されていた。 密かな人気を受けてタミヤはドラゴン、四駆郎、レッツ&ゴーから選りすぐったマシンを2005年にメモリアルボックスとして販売したところ、意外なヒットを飛ばす。 ――ミニ四駆はまだ死んでいない。そう判断したタミヤは同年、誰もが驚く新商品をリリースしたのだった。 ミニ四駆PRO それまでのミニ四駆はマブチの片軸モーターをシャーシの後(FMシャーシは前)に搭載し、前のタイヤにはプロペラシャフトで動力を伝達して、四輪駆動をさせていた。 (このタイプのシャーシをシャフトドライブシャーシと呼ぶ) だが2005年にリリースされたMS(MidShip)シャーシは、その名の通り異形の両軸モーターをマシン中央に配置し、前後輪にモーターのパワーをダイレクトに伝達するという全くの新発想で作られたシャーシであった。 (ちなみにワイルドミニ四駆が割と似た構造) 第2次末期頃からの研究で、速いマシンとはシャーシにゆがみがなく、モーターのパワーを無駄なく発揮できるマシンだと結論付けられていた。 空力?100km/hくらい出さないとちょっと意味無いです。 実はミニ四駆は、四輪駆動で走るためのプロペラシャフトに、最も駆動のロスが生じる。 つまりミニ"四駆"であるためのパーツが、最大のウィークポイントであったのだ。 そこで、MSシャーシは誕生から一度も変わることなかった片軸モーターを廃止し、新型モーターを採用。 そしてプロペラシャフトを廃止し駆動系を改善したために、大幅なスピードアップを果たす。 かつてフルチューンのタイプ1シャーシをドノーマルのタイプ2がブッちぎったように、第二次ブーム時のマシンがMSシャーシに手も足も出ないというレベル。 さらにあのバクシードのシャーシカスタマイズ要素をパク……参考にしたことで、シャーシ設計の寿命という欠点も解消。 このような新要素を詰め込んだ画期的なニューシャーシとともに発売されたのが、その名もミニ四駆PROだった。 しかし、突然のミニ四駆の新展開が異形のMSシャーシであることを受け付けられないファンも多く、加えて初期のマシンデザインがアリイあたりのパチ四駆っぽいのもあり、売り上げはパッとしないままだった。 それでもタミヤはPROを打ち切るようなこともせず、皇帝等の旧マシンのPROリメイクや、新たなるマグナム ソニック『バイソンマグナム』『ロデオソニック』の発売など、改良を続けながら地道に販売を続ける。 旧来ファン向けだけでなく、アニメエヴァンゲリオンとのコラボレートマシンや、漫画鉄のラインバレル作者のデザインマシンライジングエッジ/スラッシュリーパー等新規ファンの獲得にも精力的に取り組み、PROは少しずつシェアを伸ばしてゆく。 だからってねんどろいど乗っけるのは危ないと思うぞ!MSじゃなくスーパー2だけど。 そしてPRO展開の裏で、もう一つのラインが成長を遂げていた。 新生シャフトドライブ MSシャーシは速く画期的なシャーシだった。しかしそれまでのシャーシと違いすぎたことで、旧来のユーザーを惹き付けられるものではなかったのも確か。 MSに勝つために、慣れ親しまれたシャーシの研究がユーザー間で進められていく中で、タミヤも高性能の新シャフトドライブシャーシを投入する。 ただでさえ硬いと評判のXをさらに堅牢にしたスーパーXXシャーシ。 第2次ブームの華・スーパー1を進化させたスーパー2。 新ブランドミニ四駆REVのフラグシップ、完全新作ARシャーシ。 これらの新マシン本体に加え、グレードアップパーツも机上の理論の産物ではなく、実戦を通して研鑽されたものが主流を占めるように。 ユーザーが本気で研究を重ねれば重ねるほど、ミニ四駆は結果をもって応えてゆく。 そうしてマシンが進化し続ける傍ら、ある1つの課題も見直されることとなる。それは…… 子供の玩具から、全ての世代のホビーへ 第一次・第二次ともに終焉の原因は年齢制限のために中学生までしか大会に出られないことだった。 どんなに人気になったとしても時が来れば卒業してしまう……。 そこでPROの発売に合わせ、イベントの見直しも図られる。 公式大会に高校生以上の大人も参加可能なエキスパートクラス(後にオープンクラスと改名)が新設。 卒業という概念を無くしたことで、門戸を大幅に広げたのだ。 他にも初心者のための最高速度制限クラスや、宣伝のために各種メディアが参加するプレスカップを開催したことも大きく、新生ミニ四駆をアピールすることに成功する。 そしていつしか、かつてミニ四駆と共に少年時代を過ごしたレーサー達が、新たにミニ四駆に興味を持ったレーサー達とともに、再び模型店のコースに集うようになっていった。 ミニ四駆は子供だけのための玩具から、いい年こいたおっさん達が手に汗握らせながら楽しむ趣味に、全ての世代が楽しめるホビーへと生まれ変わってゆく。 そして2012年。 13年の時を超えて、ミニ四駆の頂上決戦ジャパンカップが開催された。 第三次ミニ四駆ブーム コロコロコミックが牽引した第一次・第二次ミニ四駆ブーム。 それは他の玩具と同じく、流行が終われば消えてしまうものだった。 だがミニ四駆で育った世代は、今度は自らミニ四駆を牽引し始めた。 もっと速く、もっと楽しく。研究を重ね、アイデアを出し合い、そしてタミヤもその声に応えていく。 それは奇しくも、かつてミニ四駆が生まれたころのユーザーとメーカーの関係と同じ。 全ての世代のホビーとして蘇ったミニ四駆。ミニ四駆ファンはこの新たな時代をこう呼ぶ。 第三次ミニ四駆ブーム、と。 追記・修正はジャパンカップの頂点を目指しながらおねがいします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 熱い。ひたすら熱い記事。書き手の熱意が伝わってきた。両軸モーターは初めて買った時、心底ビックリしたよ。 -- 名無しさん (2013-11-19 15 37 24) ベースに何選んでも可動式バランスウェイト(通称提灯)付けないと高タイム出ないので 「提灯を付けぬものはミニ四駆に非ず」 とアセンや改造が画一化してる…ま、競技系ホビーとはそんなものかもしれんが -- 名無しさん (2013-11-20 11 34 35) 実際マスダンパーの効果が絶大だから仕方ない。もはやレーサー時代に「ローラーは画一的」と付けずに走らせるようなもん -- 名無しさん (2014-03-08 14 12 33) ちょっとしたプロジェクトXっていうか実際に番組で見てみたい。 -- 名無しさん (2014-03-08 14 41 03) バクシードは踏み台にされたのだ… -- 名無しさん (2014-03-23 09 40 25) でも提灯ってカッコ悪いんだよな。烈や豪のマシンが提灯付だったら二次ブームは起きてないと思う(時代が違うけど) -- 名無しさん (2014-03-23 09 44 43) この記事見てるとどんなおもちゃでも輝けるって思えるな -- 名無しさん (2014-06-30 17 41 57) ボディ提灯とかもあるから一概にかっこ悪いとも言えない -- 名無しさん (2014-07-02 18 31 31) ヒクオの開発者は偉大だよな。提灯では電池の抜き差しが面倒くさかったのを解消してくれた。ギロチンも提灯よりは使い勝手いい。 -- 名無しさん (2015-01-10 06 16 12) 熱い記事なんだけど、スーパーミニ四駆を仲間外れにするなよ。ブーメランシリーズとかさ!エアロは…まぁ、その…うん -- 名無しさん (2015-02-19 16 44 14) あえてマスダンを付けない勇気!! -- 名無しさん (2015-04-01 04 25 24) こち亀でこの辺りのミニ四駆の話があったけど提灯が衝撃的だったな。第二次ブームしか知らん人があれみたら皆ビックリするよ -- 名無しさん (2015-08-29 10 22 47) そろそろブームが去る頃かと思ったら公式レースの0次予選は厳しくなる一方なんですがそれは…… -- 名無しさん (2015-10-03 20 52 32) ちょいちょい再販されるのに省かれるスーパーアバンテJr. エアロアバンテとかRSとかあるけど第二次ブーム世代はスーパーアバンテJr.の方が思い入れあるのに。 -- 名無しさん (2015-12-05 12 00 27) ↑RSっていう事実上のプレミアム仕様があるからまだいいだろ…今タイプ5再販してもよっぽどコアなユーザー以外からは見向きもされなさそうだし -- 名無しさん (2015-12-05 12 31 11) そもそもスーパーアバンテはJrつかないんだがなんかと間違えてない? -- 名無しさん (2015-12-15 17 01 30) バクシードもアレだけど、ゲキドライヴはどうなんだろうな? -- 名無しさん (2017-01-10 19 33 37) アツイぜ。遊戯王カードなんかもそうだけど、ブームが文化として定着したら強いよな。 -- 名無しさん (2017-01-18 18 17 17) 今一つ地味なのは第一次ブームの時の「ダッシュ!四駆郎」や第二次ブームの時の「爆走兄弟レッツ ゴー!!」みたいなブームをけん引する漫画がないせいもあるかも -- 名無しさん (2018-04-21 03 47 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/361.html
( A`)スレまとめ 3 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 37 32.88 ID eviojbhtO ('A`)「大会って…荒巻模型で主催するの?」 荒巻模型でミニ四駆大会を開く、ブーンの突然の提案に俺は驚かされた。 ( ^ω^)「おっお、そうだお。店長やツンとも話し合ったんだお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、大会を開くことでミニ四駆を買う人が増えるならいいかなって」 / ,' 3 「ふぉっふぉ。昔はよく大会を開いたもんじゃ。子供たちがたくさん集まってのう。あの頃までとは言わんまでも、賑わってくれると嬉しいのう」 どうやら店長とツンさんも乗り気のようだ。 (´・ω・`)「でも大会を開くにはスタッフが必要だよね?事前の準備とか、当日の車検とか」 ここでショボンが口を挟む。確かにその通りだ。 ( ^ω^)「おっお、そこで2人に相談だお。大会の運営を手伝って欲しいんだお」 (´・ω・`)「やっぱりそうきたか。まあ、構わないよ。荒巻模型にはいつもお世話になってるしね。それくらいやっても罰は当たらないさ」 (*^ω^)「おっお、ありがとうだお。ドクオは手伝ってくれるかお?」 ('A`)「俺は…」 少しの間考えてみる。夏休みは特にこれといって予定もないし、引き受けても構わないだろう。 ('A`)「うん、やってもいいよ」 (*^ω^)「ドクオもありがとうだお!」 5 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 40 04.42 ID eviojbhtO (´・ω・`)「ところでコースはどうするんだい?今お店にあるジュニアサーキットだと流石に短いよね?」 / ,' 3 「ふぉっふぉ。それは心配いらん。タミヤから借りることができるんじゃ」 (´・ω・`)「あ、そうなんですか。コースの設置はどうしますか?流石に店内だとスペース的に厳しいかと…」 ( ^ω^)「おっお、近くの公民館を借りようと思ってるお。借りられるかどうか今度確認してくるお」 どうやら結構見通しは立っているようだ。 ('A`)「それで…俺たちは何をすればいいのかな?」 ( ^ω^)「当日のコース設置と車検を手伝って欲しいお」 ('A`)「車検か…そういえばレギュレーションはどうするの?」 ふと浮かんだ疑問をぶつけてみる。 ( ^ω^)「お…まだ考えてなかったお。これから一緒に考えるお」 (´・ω・`)「基本的にはタミヤのレギュレーションでいいんじゃないかな?」 ( ^ω^)「そうだおね。それが無難だお」 (´・ω・`)「クラス分けはどうしようか?」 ('A`)「クラス分け?」 (´・ω・`)「タミヤの公式レースでは参加者を年齢で分けたり、小径タイヤのマシン限定でレースをしたりするんだよ。速度制限を設けたルーキークラスなんてのもあるよ」 8 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 53 55.86 ID eviojbhtO ('A`)「なるほど」 ξ゚⊿゚)ξ「制限速度を設けるのは少し難しいわね。結構な数のスピードチェッカーを用意しなくちゃいけないし、手間も増えるわ。それにそんなにいくつもクラス分けしてレースをする余裕があるかしら?」 ( ^ω^)「たしかにそうだお」 (´・ω・`)「じゃあ、とりあえず中学生以下が参加できるジュニアクラスと、それ以上の人たちが参加できるエキスパートクラスに分けたらどうかな?」 ( ^ω^)「おっお。でもそれだと腕に自信のある子供や、まだ復帰したばかりの大人には都合が悪いかもしれないお?」 ('A`)「だったら誰でも参加できるオープンクラスも設けたらどうかな?」 (´・ω・`)「そうだね、それがいいかもしれない」 ξ゚⊿゚)ξ「全部で3クラス…まあ、妥当なところね」 ( ^ω^)「じゃあジュニアクラス、エキスパートクラス、オープンクラスの3クラスでいくお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、あとは参加者の数次第ね」 クラス分けの問題はどうやら片付いたようだ。 (´・ω・`)「ところで、井桁や超大径は許容するのかい?」 と、ショボンが新たな疑問を口にした。 (´・ω・`)「ミニ四レーサーの数を増やすのが目的なら、あんまりディープに改造したマシンを出すのは良くないかな?」 9 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 56 18.30 ID eviojbhtO ( ^ω^)「う~ん…一応クラス分けしてあるし大丈夫じゃないかお?」 (´・ω・`)「まあ、僕も空気を読んで自重するけどね。」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、そのあたりは最初の大会で様子を見て、徐々に決めていけばいいと思うわ」 少しずつ構想が固まりつつある。 ( ^ω^)「おっお、今日はこのくらいにするお。今度モナーさんたちが来たときにまた相談するお」 俺たちは夏休みだが、今日は平日なので社会人の常連さんたちは来ていないのだ。とりあえず話し合いは一段落したので、俺はエンペラーのセッティングに取りかかることにした。 ( ><)「こんにちはなんです!」 と、店内へ小学校低学年くらいの男の子が入ってきた。 ( ^ω^)「おっお、ビロード君こんにちはだお」 ( ><)「ブーンお兄ちゃんこんにちはなんです!」 ('A`)「あの子は…」 俺の問いかけにショボンが答える。 (´・ω・`)「ああ、あの子はビロード君っていってね、モナーさんの息子さんだよ」 ('A`)「モナーさんの…」 モナーさんといえばこの荒巻模型の常連であり最速レーサーだ。 ( ><)「ショボンお兄ちゃんもこんにちはなんです!えっと…」 ('A`)「…ああ、俺はドクオっていうんだ」 11 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 58 49.07 ID eviojbhtO ( ><)「ドクオお兄ちゃんですね。僕はビロード、小学三年生です!はじめましてなんです!」 ('A`)「は、はじめまして」 ビロード君はどうやら素直で良い子のようだ。 ( ><)「今日は友達を連れてきたんです!」 と、ビロード君の後ろで1人の男の子がモジモジしているのに気づいた。 (-_-)「……」 ( ><)「ヒッキーくんなんです!ヒッキーくんもミニ四駆を持ってるんです!」 ('A`)(なんだか暗い子だなあ…俺と同じ臭いがする) ( ><)「ツンお姉ちゃん、コース使ってもいいですか?」 ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ」 ( ><)「ありがとうなんです!ヒッキーくん、早速走らせるんです!」 (-_-)「…うん」 ビロード君はヒッキー君をひっぱってコースまで連れて行く。 ('A`)(どんなマシンを使うんだろう) 俺はビロード君の使うマシンに興味があった。まだ小学三年生とはいえ、あのモナーさんの息子なのだ。速いマシンを持っていても不思議ではない。 ( ><)「僕のマシンはこれです!」 ('A`)(あれ?) ビロード君の取り出したマシンは、ナローワンウェイホイールにスポンジタイヤ、アルミ可変スラストローラー、スライドダンパーなど、現在ではあまり意味がないとされているパーツで固められたブリッツァーソニックだった。ステッカーも微妙に曲がって貼られている。 13 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 01 08.92 ID eviojbhtO (´・ω・`)「意外かい?」 ('A`)「あ、うん。モナーさんの息子さんだっていうから、もっとすごいマシンかと思った」 ( ^ω^)「モナーさんはビロード君のマシンにあんまり口出ししないんだお。自分で考えて組み立てる楽しみを味わって欲しいんだって言ってたお」 ('A`)「へえ…」 (*><)「いくんです!ブリッツァーソニック!」 ビロード君はとても楽しそうにマシンを走らせている。 ('A`)「…ミニ四駆は楽しんだもの勝ちってことか」 (´・ω・`)「ふふ、そうだね」 ( ^ω^)「おっお、まったくだお」 ( ><)「ヒッキー君も走らせるです!」 (-_-)「…うん」 と、ヒッキー君が取り出したマシンは… (;'A`)「これは…」 (;^ω^)「おっお」 (;´・ω・`)「う~ん…」 ヒッキー君のマシンは井桁改造を施され、超大径のタイヤをはいたレイホークγだった。ボディは綺麗な迷彩柄に塗装されている。 (*><)「ヒッキー君すごいんです!お父さんのマシンみたいなんです!早速走らせるんです!」 (-_-)「…ちょっと待って…スイッチが上手く入らない…」 15 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 03 07.01 ID eviojbhtO ('A`)(あんなすごい改造をできる子がスイッチも上手く入れられない?) (´・ω・`)「う~ん…これは…親父マシンかもしれないね」 ('A`)「親父マシン?」 (´・ω・`)「うん。親が作ったマシンを子供に持たせることをいうんだ。二次ブームの末期の大会なんかでよく見られたんだ。ミニ四駆が廃れた原因の1つじゃないかと言われている」 ('A`)「…たしかに。親が作った速いマシン持ってこられたらやる気なくすよね」 (*><)「すごいんです!ヒッキー君のマシン速いんです!」 ビロード君はそんなことを疑いもしないのだろう。無邪気に感嘆し、喜んでいる。 (-_-)「……」 ( ^ω^)「…でも一番気になるのは…」 ブーンがヒッキー君を見ながら言う。 ( ^ω^)「ヒッキー君、ちっとも楽しそうじゃないんだお」 (*><)「ヒッキー君すごいんです!」 (-_-)「…うん」 (*><)「もっと走らせるです!」 (-_-)「…僕はもう帰るよ」 ( ><)「え?もう帰っちゃうんですか?…じゃあ僕も今日は帰るんです」 ( ^ω^)「おっお、2人とももう帰っちゃうのかお?ところで今度ミニ四駆の大会を開くんだお。良かったら2人も参加するといいお」 (*><)「本当ですか?他の友達も呼んでいいですか?」 16 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 05 20.44 ID eviojbhtO ( ^ω^)「もちろんだお!」 (*><)「やったです!ワカッテマス君やぃょぅ君も誘うです!ヒッキー君も来ますよね?」 (-_-)「…行けたら」 (*><)「絶対行くんです!楽しみなんです!」 ( ^ω^)「おっお、詳しいことが決まったらまた教えるお」 (*><)「ありがとうなんです!それじゃあ、今日はさよならなんです!」 ( ^ω^)「おっお、さよならだお」 こうしてビロード君とヒッキー君は帰っていった。 ( ^ω^)「…大会でヒッキー君がミニ四駆の楽しさに目覚めてくれるといいお」 ('A`)「…そうだね」 「チィース!ツンちゃんいる~?」 と、店内に大声が響き渡った。 ミ,,゚Д゚彡 店の入り口を見ると、金髪を逆立たせた、いかにもチャラそうな男が立っていた。 (;'A`)(な、なんだこいつ) ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっとあんた!なにしに来たのよ?」 ミ,,゚Д゚彡「え~、なにってツンちゃんに会いに来たんじゃん」 (;^ω^)「ツ、ツン、こいつは誰だお?」 ミ,,゚Д゚彡「あ?俺はツンちゃんの彼氏だよ。お前こそ誰だよ?」 ( ゜ω゜)「ツンの…彼…氏?」 瞬間ブーンがフリーズする。 ξ#゚⊿゚)ξ「あたしがいつあんたの彼女のになったのよ!ブーン、こいつは同じ学校のフサギコ」 17 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 08 46.56 ID eviojbhtO ξ#゚⊿゚)ξ「最近あたしにつきまとってくるけど、彼氏でもなんでもないわ」 (;^ω^)「お、そうなのかお。一安心だお」 ξ//⊿//)ξ「…って、なんであんたが心配してんのよ」 ミ,,゚Д゚彡「で、お前ツンちゃんのなんなんだよ」 (#^ω^)「ブーンはツンの幼なじみだお。ツンが迷惑がってるからつきまとうのをやめるお!」 ミ,,゚Д゚彡「彼氏でもないくせに何を偉そうに。いい歳して子供のおもちゃで遊んでるような奴に言われたくないね。ツンちゃん、こんな奴ほっといて遊びに行こうぜ」 ξ#゚⊿゚)ξ「あたしの家はその子供のおもちゃを売って生計を立ててるんだけど」 (#^ω^)「おっお、ミニ四駆はおもちゃじゃないお!レーシングマシンだお!そんなにいうなら、そのお前がバカにするミニ四駆で勝負だお!お前が僕に勝ったらツンとの交際を認めるお!その代わり僕が勝ったら二度とツンにつきまとわないと誓うお!」 (;´・ω・`)「ブーン!」 ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと!なに勝手なこと言ってんのよ!」 ミ,,゚Д゚彡「…わかった。勝負してやるよ。こう見えても子供のころは町内の大会で優勝したこともあるんだぜ」 (#^ω^)「それじゃあ、今度荒巻模型が主催する大会で勝負だお!」 19 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 10 28.82 ID eviojbhtO ミ,,゚Д゚彡「わかった。へへ、これでツンちゃんは俺のものだな。約束破るんじゃねえぞ?」 (#`ω´)「そっちこそ!負けたら二度とツンには近寄らせないお!」 ミ,,゚Д゚彡「まあ、勝つのは俺だぜ。じゃあ今日は帰るぜ。またね、ツンちゃん」 フサギコという男は帰っていった。 ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと!あんたなに勝手な約束してんのよ!」 (;´・ω・`)「そうだよ、ブーン。もし負けたらどうするつもりだい?」 (;'A`)「それに昔優勝したこともあるって…」 ( ^ω^)「おっお、大丈夫だお。いくら昔速かったとはいえ、子供のころの速さなんてたかが知れてるお。最近のミニ四駆事情を知らない奴なんかに負けたりしないお」 たしかにブーンの言うことも一理ある。(´・ω・`)「まあ、言われてみればそうだね」 ξ#゚⊿゚)ξ「問題はそこじゃなくて…」 ξ//⊿//)ξ「な、なんであんたがそんな約束するのよ!」 ( ^ω^)「おっお、大丈夫だお。ツンの為に絶対勝つお」 ξ//⊿//)ξ「ま、負けたら承知しないんだからね!」 ('A`)(ブーン、お前もか…死ね!死んでしまえ!) 荒巻模型主催の大会はどうやら大変なことになりそうだ。俺はブーンへの呪いの言葉を呟きながら、大会の行く末を憂いていた。 20 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 13 45.80 ID eviojbhtO ―日曜日― (´・ω・`)「…と、いうことがあったんですよ」 ('(゚∀゚∩「ブーン君もなかなかやるね!」 \(^o^)/「青春 ですね」 (*^ω^)「おっお、ツンは大切な幼なじみですお」 今日は日曜日なのでみんな集まっているのだ。そしてショボンがみんなにこの前あったことを説明した。 ( ´∀`)「…う~ん」 ('A`)「モナーさんどうしましたか?」 ( ´∀`)「いや、僕はヒッキー君のことが気になるモナ。ビロードから話を聞いてもしかしたらと思っていたけど…」 (´・ω・`)「あれはとても小学三年生にできる改造じゃありませんでしたよ」 ( ´∀`)「ヒッキー君は最近引っ越してきた子モナ。お父さんにもあったことあるけど、ヒッキー君とは対称的に気の強い人だったモナ」 ('A`)「だからミニ四駆でも自分の子供を勝たせたいんでしょうか?」 ( ^ω^)「だけどそれは間違ってるお。場合によってはヒッキー君が他の子供たちから除け者にされちゃうお」 ( ´∀`)「まあ、子供たちのことは子供たちに任せるしかないモナ。子供たちを信じるモナ」 ( ´∀`)「ところで…」 モナーさんが話題を変えてきた。 ( ´∀`)「大会のコースセッティングはどうするモナ?」 21 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 15 30.25 ID eviojbhtO ( ^ω^)「おっお、それを今日話し合おうと思ってたんですお」 ('(゚∀゚∩「テクニカルコースにするといいよ!」 (´・ω・`)「僕もなおさんの意見に賛成だよ」 ('A`)「ショボンのマシンはスピードの出るフラットなコースの方がいいんじゃないの?」 (´・ω・`)「うん、たしかにそうなんだけど、それじゃあビギナーの人たちが面白くないだろう?今回の大会はミニ四駆人口を増やすのも目的だからね。スピードが出にくく運の要素が多いコースの方が勝負は盛り上がるよ」 ('A`)「なるほど」 (´・ω・`)「それに試してみたいマシンもあるしね」 そういうとショボンは一台のマシンを取り出した。いつものウイニングバードではない。 ('A`)「これは…ブロッケンG?」 ショボンが取り出したのはモーターがフロントにあるマシン、ブロッケンGだった。しかしなにか違う。 ('A`)「…シャーシが違う?」 モーターがフロントにあるシャーシは、旧型のFMシャーシと、スーパーFMシャーシ(これが本来のブロッケンGのシャーシ)の2種類の筈だが、ショボンのマシンのシャーシはそのどちらでもなかった。 (´・ω・`)「ふふ、気づいたかい。これはスーパーXシャーシを逆転させたもので、俗にFMXって呼ばれるものだよ」 22 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 19 46.55 ID eviojbhtO (;'A`)「そんなことできるの?」 (´・ω・`)「そんなに難しくないよ。ボディキャッチとフロントバンパーを移植して、あとは電池を逆に入れるだけだからね」 ショボンは簡単に言ってのけるが、俺にはまだできそうにない。 ( ´∀`)「ショボン君はFMXモナ?じゃあ僕もちょっとした色物を使うモナ」 そういってモナーさんが取り出したのはナイトレージJr.だった。 ('A`)「あ、もしかしてこれが噂の…」 (´・ω・`)「そう、モナーさんのサスマシンさ」 ( ´∀`)「ドクオ君、マシンを少し下に押して見るモナ」 ('A`)「こうですか…おお!」 モナーさんのマシンを軽く下に押してみる。すると車体が沈みこむではないか。 ( ´∀`)「中も見てみるモナ?」 ボディを外して見せてもらうと、ホイール周りを中心にスプリングやFRPなどを使った複雑な改造が施されていた。 ( ´∀`)「MSシャーシのギヤ構造だからこそできる改造モナ」 (;'A`)「す、すごいですね」 俺にはいったいどんな工夫がなされているのかわからないが、とにかくすごいということだけは理解できた。 23 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 21 45.25 ID eviojbhtO ( ´∀`)「話がそれちゃったモナね。コースはテクニカルコースで良いモナね?」 異議なし、全員の声が揃う。そこから先は具体的なコースセッティングを話し合った。 (´・ω・`)「テーブルトップを2枚ほど…」 ( ^ω^)「バンクも欲しいお」 ( ´∀`)「スロープセクションなんかもあるとおもしろいモナ」 \(^o^)/「芝生セクションも 欲しいです」 ('(゚∀゚∩「オワタ君、それはさすがにいらないと思うよ!」 (;'A`)(どんなコースになるやら) そんなこんなでコースセッティングも決定した。 (´・ω・`)「そういえばブーン、日程はどうするんだい?」 ( ^ω^)「おっお、来週の日曜日を考えてるお」 (´・ω・`)「広告を作らなきゃね。」 ('(゚∀゚∩「日曜日なら僕も参加できるよ!」 \(^o^)/「ネットでミニ四駆仲間に宣伝しておきます」 ( ´∀`)「ビロードにも伝えておくモナ」 ( ^ω^)「お、そうだ…ツン!」 ブーンが店の奥にいるツンさんに声をかけた。 ( ^ω^)「大会は来週の日曜日だってフサギコにも伝えておいて欲しいお」 ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと…あんた本気?」 ( ^ω^)「本気だお。ブーンは絶対に勝つから、ツンは大船に乗った気でいるといいお」 30 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 37 49.40 ID eviojbhtO ξ゚⊿゚)ξ「泥船の間違いじゃない?」 (;^ω^)「ツンひどいお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、それで本当にあいつにつきまとわれなくなるなら助かるわ」 ( ^ω^)「おっお、そうだお、そうだお」 \(^o^)/「ところで ツンちゃん ブーン君が勝ったら なにか ご褒美 あげないんですか」 ξ゚⊿゚)ξ「ご褒美?」 \(^o^)/「チュー とか」 ξ//⊿//)ξ「な、お、オワタさんなに言ってるの?」 (*^ω^)「おっお、そうですお、オワタさん、なに言ってるんですお」 ('A`)(クソ、ブーン死ね) (*^ω^)「と、とにかくブーンは負けないお」 これ以上ブーンのにやけ面を眺めていたら殺意を抑えられそうにないので、俺はマシンのセッティングを見直すことにした。脱脂によるスピードアップでコースアウトするようになってしまったのだ。 ('A`)(角度調整プレート使ってみるか…) ジュニアサーキットを走らせる。マシンは俺の気持ちを反映するように、まだ落ち着かない挙動を見せる。 ('A`)(大会か…) ('∀`)(へへ、頑張るぞ) 俺にとって初の大会はいったいどんなものになるのか?期待は膨らむ一方だった。
https://w.atwiki.jp/mini4wd_lab/pages/587.html
参加メンバー こむお(記) 場所 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 コース クラシックサーキット2018 結果 名前 結果 マシン こむお オープン 二次予選進出 キュベレイ こむおの感想 スタッフ、レーサーの皆様お疲れ様でした。 オープンだけの土曜日レース。 何かまったりした空気が流れて良いですね。 時間もコンパクトで待ち時間も少なく快適でした。 ■1次予選 回るMDP、超速、23.0mm、1.35V。 芝をほぼ飛び越える走りを狙います。 イメージどおりの切れのある走りで1位フィニッシュ。 タイムは25.0s。 やった! 苦しんだけど、ようやく切れのある走り戻ったで! 芝も飛び越えぎみで、これまたばっちり。 ■2次予選 電圧をやや上げて1.36Vに。 完全に芝を飛び越えた方がCOリスクが下がると考えて、電圧を上げました。 が、速度があがった結果、走行ラインのコントロールに乱れがでてしまい、DBで残念ながら斜めに飛んでしまい、乗り上げてCO。 やっぱり難しいなミニ四駆。 ■まとめ 切れのある走りも戻ったし、芝を飛び越える走りもできた。 ただ、走行ラインのコントロールが甘かったです。 ここを改善できれば、、ワンチャンあるで! ということで、大阪まで夜行バスで乗り込みます。 昨年は、大阪での失意の敗戦後、帰りの夜行バスで、ディズニーに行くいちゃらぶカップルに遭遇。 虚無感に悶絶しました。 今年も同じ経験することが懸念されますが、行かずに後悔するより、行って後悔! いや、優勝して夜行バスキャンセルして、新幹線で帰ってやろうと思ってます! タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.433 GP.433 マッハダッシュモーター PRO 15433 タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG 軽量 19mmオールアルミベアリングローラー レッド 95404 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/224.html
ワイルドミニ四駆シリーズ一覧 ワイルドミニ四駆シリーズ用GUPITEM.15021 ワイルドミニ四駆ハイスピードギヤーセット ITEM.15066 ワイルドミニ四駆レーシングローラーハブセット ITEM.15076 ワイルド用スポンジタイヤ ITEM.15077 ワイルド用ハードシャフトセット ITEM.15078 ワイルド用ゴールドターミナルセット ITEM.15098 ワイルド用リヤースタビローラーセット ワイルドミニ四駆シリーズ一覧 ITEM 名前 備考 17001 モンスタービートル Jr. 17002 ブラックフット Jr. 17003 ランチボックス Jr. 現行販売中 17004 ミッドナイトパンプキン Jr. 17005 クラッドバスター Jr. 17006 ワイルドザウルス 現行販売中 17007 ニッサン キングキャブ Jr. 現行販売中 17008 ブルヘッド Jr. 現行販売中 17009 トヨタ ハイラックス モンスターレーサー Jr. 現行販売中 17010 トヨタ ハイラック サーフ 現行販売中 17011 ニッサン テラノ '93 パリダカ仕様(チーム NOK JATCO) 現行販売中 17012 コマンドザウルス 「真・ダッシュ!四駆郎」登場車 17013 マンモスダンプ 現行販売中 17014 ジャガノート Jr. 17015 いすゞ ビークロス チームジオランダー バハ1000仕様 巨大なタイヤが特徴的なシリーズ。 シャーシの中央にモーターを横置きし、前後のタイヤまでギヤを2個ずつ介した上でホイールの歯に直接動力を伝えるギヤトレイン式という独特の駆動系を持つ。(駆動系にプロペラシャフトを使用しない構造はミニ四駆PROシリーズ登場までワイルドミニ四駆シリーズのみだった。) また、取り外し可能な突起の付いたホイールキャップを装着すると片輪走行が、同じく取り外し可能な尻尾のようなパーツをシャーシ後部に装着するとウィリー走行ができるなど遊び方が増えている点も特徴的。 なお、巨大なタイヤを装着していることからオフロード走行に向いているような印象があるが、実際は重心が高く安定性が低い上、ホイールの隙間から砂がギヤに入りやすい等の問題がありそれほど向いていない。 因みに、ボディはGUPの「ARシャーシ サイドボディキャッチアッタチメント」を使用することでARシャーシにも搭載できる(一部ボディはシャーシと干渉するため加工が必要)。また、マンモスダンプのボディは低重心化しやすいことなどから上級者からの支持を受けており、ワイルドミニ四駆のボディでありながら公式大会でも何度か優勝を果たしている。 ワイルドミニ四駆シリーズ用GUP 第1次ミニ四駆ブームの頃の1990年のJCでワイルドミニ四駆クラスが開催された。これと前後してワイルドミニ四駆をフェンスコースの走行に対応させるためのGUPが発売されたがいずれも絶版となっている。 なお、GUP素組み+ポン付けのみではコーナーが安定しない。当時のコロコロコミック紙上でプラバンとハイマウントローラーセットのリアウイングを用いたフロントバンパーの制作方法が掲載されており、JCのワイルドクラス出場者はほぼそのフロントバンパーを制作できる中級者以上の猛者しかいなかった。 通常販売されたものは下記のものが全てであるが、第1次ミニ四駆ブームのモデラーズギャラリーイベント限定で販売されたワイルドミニ四駆用カラータイヤという激レアパーツが存在する。 タイヤは楽しい工作シリーズ No.96オフロードタイヤセットと同型だがホイールと車軸との接続をするのに専用のポリパーツを使用している。 また、ワイルドミニ四駆は駆動の構造上左ホイールにギアが付属しているのでタイヤ以外は流用不可。 楽しい工作シリーズNo.99 スポンジタイヤセットのタイヤも使用可能だが現在絶版。 車軸は3mm六角軸の長さ8.4mmで楽しい工作シリーズ オフロードタイヤセット付属の六角シャフト、 No.105 3mmシャフトセットを適宜の長さにカットすれば流用可能。 ITEM.15021 ワイルドミニ四駆ハイスピードギヤーセット ワイルドミニ四駆専用の高速ギヤ。 結果的にワイルドミニ四駆唯一のセッティング用ギヤになっている。1990年のJCではハイパーダッシュモーターと本ギヤを装着したマシンがワイルドミニ四駆とは思えない速度でコースを爆速していたのだが、当時は今ほど動画を気軽に撮影できる人がおらず…。 ITEM.15066 ワイルドミニ四駆レーシングローラーハブセット ホイールキャップを装着する場所に取り付けるパーツ。これをつけることで中央のBB弾のような玉がコース壁に触れ、ローラーの代わりになる。 余談として、小学館のミニ四駆本の前ちゃん改造の重心変化バラストシステムに使われたバラストの玉は本パーツのレーシングローラーの玉部分。 ITEM.15076 ワイルド用スポンジタイヤ ワイルドミニ四駆専用のスポンジタイヤ ITEM.15077 ワイルド用ハードシャフトセット ワイルドミニ四駆専用のハードシャフト。 ITEM.15078 ワイルド用ゴールドターミナルセット ワイルドミニ四駆専用のゴールドターミナル。 ITEM.15098 ワイルド用リヤースタビローラーセット ウィリーバー、ボディキャッチと交換して使用するパーツ。ウィリーバー、ボディキャッチの部分にローラーを装着し安定した走行ができるようになる。ボディキャッチに取り付ける関係上、何度も付け外しをしていると緩くなり外れやすくなる。なお17mm以上のローラーはコース幅を超えるため装着できない。また、FRPワイドプレートセットを装着することで簡単に補強ができる。ネジ穴の位置が合うのでおすすめ。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/368.html
( A`)スレまとめ 4 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 33 13.23 ID MkIl+e48O ('A`)「公式大会?」 ( ^ω^)「おっお、そうだお。今度あるんだお」 今日も俺は荒巻模型店に来ていた。 ('A`)「まだ公式大会とかあったんだね」 (´・ω・`)「うん。昔みたいに出場者が多すぎて抽選って程じゃないけど、それなりに賑わってるよ」 ('A`)「そうなんだ。…そういえば昔はレースに出場した奴はそれだけで次の日ヒーローだったなぁ」 ( ^ω^)「タミヤRCカーグランプリでちょっと映ったりすると大騒ぎだったおw」 ('A`)「そうそうw」 ( ^ω^)「…で、ドクオは参加するのかお?」 ('A`)「その日はバイトないから行くつもりだよ」 6 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 35 57.10 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「そういえばバイト始めたんだったね。どんな感じだい?」 ('A`)「深夜だからお客さんあんまり来ないし楽だよ。眠いのだけ耐えれば。…そういえばこの前兄者さんが来て延々愚痴ってきたよ」 (´・ω・`)「兄者さんが?どうして?」 ('A`)「俺と同じ店の面接受けたけどなぜか落ちたんだって。俺は面接らしい面接やらないで受かったのに…。 兄者さんなにやらかしたんだろう?散々愚痴った挙げ句、この店はアニメDVDが少なすぎる!ってダメ出しして帰っていったよ」 (;^ω^)「兄者さんらしいお」 8 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 38 21.37 ID MkIl+e48O ('A`)「…で、公式の話だったね」 ( ^ω^)「お、そうだったお」 ('A`)「事前に申し込みとか必要なの?」 (´・ω・`)「直接会場に行って大丈夫だよ。当日みんなで集まって行こうか」 ( ^ω^)「それがいいお。集合場所は駅でいいかお?」 ('A`)「うん、大丈夫」 (´・ω・`)「それじゃあ駅に集合だね。…公式用のセッティング考えなきゃな」 ('A`)「普段のセッティングと違うの?どうして?」 (´・ω・`)「うん。僕たちが普段走らせてるコースは3レーンだろう?公式大会は5レーンのコースなんだ」 9 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 39 01.22 ID MkIl+e48O ('A`)「なにか違うの?」 (´・ω・`)「5レーンコースは3レーンコースより継ぎ目が荒いんだ。路面に段差があるし、もちろん壁にもある。だから830とか850みたいな径の小さいローラーだと引っかかって減速しちゃう」 ('A`)「なるほど。じゃあ径の大きいローラーの方がいいんだね」 (´・ω・`)「そうだね。だから普段あまり使われない13ミリベアリングや11ミリベアリングも使われる。プラリンもさすがにフロントには使い辛いけどリヤには使われるね。あとフロントだったら二段アルミローラーが使いやすいかな」 ('A`)「俺の使ってる9ミリベアリングはどうかな?」 10 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 41 20.93 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「う~ん…。多分対応できるとは思うけど、その日のコースのコンディションによるかな」 ('A`)「なるほど。じゃあ他のローラーも用意していった方がいいね」 (´・ω・`)「そうだね」 そういうわけで公式大会に備えてローラーを買っていくことにした。 ('A`)「どのローラーにしようかな…よし、これにしよう」 俺は二段アルミローラーを1セット、プラリンを2セット買うことにした。 (´・ω・`)「うん、良い選択だと思うよ」 ('A`)「脱脂はこのままオイルにつけても大丈夫?」 11 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 42 17.65 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「問題ないよ。あと2段アルミローラーはベアリングのはめ込みがきつくて回転が悪いものがあるから、そういうときは1回ベアリングを外して内周を削るといいよ」 ('A`)「どうやって外すの?」 (´・ω・`)「長めのビスに筒状のアルミスペーサー、2段アルミローラー、カウンターギヤの順で通してナットで締め込めばカウンターギヤの中にベアリングが抜けるよ」 ('A`)「へぇ…よくそんな方法思いついたね」 (´・ω・`)「僕が考えたんじゃなくてネットで調べて知ったんだよ」 ('A`)「ショボンもネット使うんだね」 (´・ω・`)「うん。情報収集は必須さ。色々な改造法や理論に触れなきゃね。最終的に確かめるのは自分だけど」 13 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 43 45.63 ID MkIl+e48O ('A`)「じゃあ、早速ベアリングを外してみようかな」 (´・ω・`)「あ、あくまで回転が悪いときだよ。ベアリングを外して取り付けるときに失敗したり、下手に削ってダメにしちゃうともったいないからね。1回付けて回してみなよ」 ('A`)「わかった」 2段アルミローラーは結構高いし、たしかにダメにしてしまったらもったいない。 ('A`)「うん、試してみるよ。…とりあえず脱脂してくる」 店の外で2段アルミローラーを脱脂し、フロントバンパーに取り付ける。 ('A`)「…どうかな?」 (´・ω・`)「うん、それだけ回れば十分だよ」 16 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 46 16.22 ID MkIl+e48O 2段アルミローラーは指で弾くとそれなりに良く回った。どうやら当たりらしい。脱脂以外の細工はせずにこのまま使うことにした。 (´・ω・`)「あ、あとスタビヘッドも交換した方がいいね」 ('A`)「どうして?」 (´・ω・`)「君が今使っているスタビポールは、9ミリベアリングなんかにはちょうどいいけど、2段アルミローラーに合わせるには小さすぎるんだ。大きさに差がありすぎて、傾いたときに壁になかなか触れないだろう?」 ('A`)「あ、なるほど。じゃあショートスタビなんかがいいのかな?」 (´・ω・`)「うん、それでもいいけど僕はギヤスタビをお勧めするよ」 ('A`)「ギヤスタビ?」 17 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 47 52.68 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「ギヤスタビっていうのは文字通りギヤをスタビとして加工したものさ。ギヤの歯を落として削るんだ」 ('A`)「なんのギヤを使えばいいかな?」 (´・ω・`)「ピンククラウンが定番かな?歯が欠けてダメになったのがあるから分けてあげるよ。ワークマシンも使うといいよ」 ('A`)「ありがとう」 ショボンに貰ったピンククラウンの歯を全て落とし、ワークマシンのシャフトにつけて回転させながらヤスリをかける。 ('A`)「これでいいかな?」 (´・ω・`)「うん。どうだい?普通のスタビヘッドより強度があるだろう?」 ('A`)「うん、そうだね。ところで公式って他にはどんな特徴があるの?」 18 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 49 33.41 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「そうだね…やっぱりテーブルトップが良く使われることかな?」 ('A`)「テーブルトップ?なにそれ」 (´・ω・`)「上り下りのスロープの間にストレートを挟んだセクションさ。これの攻略が難しくてね」 ('A`)「そんなに難しいの?」 (´・ω・`)「うん。テーブルトップの攻略が公式レースの鍵を握ると言っても過言ではないよ」 ('A`)「どこが難しいの?」 (´・ω・`)「スピードがのったマシンがテーブルトップに差し掛かると、下りスロープでジャンプしたりバランスを崩したりするんだ」 19 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 50 59.51 ID MkIl+e48O ('A`)「なるほど」 (´・ω・`)「対策としてはアンダースタビやブレーキかな。ただしフロントブレーキはきつくしすぎると、下りスロープで前につんのめるように転倒しちゃう。リヤブレーキで上りスロープのときに減速させるのも定番だけど、ブレーキの高さに気をつけなきゃね」 ('A`)「どうして?」 (´・ω・`)「さっき公式の5レーンコースは段差があるって言ったろう?だからあんまり低くしすぎると常にブレーキがかかっちゃうんだ」 (;'A`)「な、なるほど。難しいね」 (´・ω・`)「あと最近はマスダンパーなんてのも流行ってるけど…ブーンが使ってたね、ブーン、見せてあげて」 20 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 52 01.13 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「おっお、了解だお」 ブーンのマシンのリヤには、金色の重りらしきものがビスで固定されていた。重りにはバネがついていて、押すとビヨンビヨンと上下に動いた。 ('A`)「これがマスダンパー…どんな効果があるの?」 ( ^ω^)「マシンが跳ねたり着地したりするときに安定させるんだお!」 (´・ω・`)「マスダンパーっていうのは元々F1に使われてる装置のことだね。…僕はあんまりミニ四駆に使われてるマスダンパーは信用できないなぁ」 21 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 54 10.23 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「だけど実際ブーンのマシンはこれをつけると安定するお!それにビヨンビヨンさせると楽しいお!」 (´・ω・`)「まあ、改造は人それぞれさ」 ('A`)「どうやって作るの?」 ( ^ω^)「簡単だお!ロングビスにスライドダンパーとかのバネと重りをつけてスタビポールで留めるだけだお。重りはダンガンのメタルホイールがよく使われるけどセッティングウエイトなんかでも大丈夫だお」 (´・ω・`)「MSシャーシEVO.っていう5000円もするシャーシキットにも入ってるよ」 ('A`)「いろんな改造があるんだなぁ」 俺の知らない内に新しい改造が日々生み出されているようだ。 22 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 54 43.16 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「お、もうこんな時間だお。今日はもう帰るお。…ところでツンも大会一緒に行かないかお?」 ξ゚⊿゚)ξ「私はいいわ。お店見てなきゃいけないし」 / ,' 3 「フォッフォ、店ならワシ1人で大丈夫じゃよ」 ξ゚⊿゚)ξ「だけどマシンも持ってないのに言ってもね」 ( ^ω^)「ツンも作ればいいお!」 ξ゚⊿゚)ξ「…また今度にするわ」 ( ^ω^)「残念だけどわかったお。また今度だお」 (´・ω・`)「それじゃあ、今日はこの辺で」 ('A`)「ハインにも声かけとくよ。じゃあ、また大会で」 23 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 56 54.73 ID MkIl+e48O ――大会当日―― (´・ω・`)「おはよう」 从 ゚∀从「おーっす!」 ( ^ω^)「おはようだお!…って」 (#^ω^)「どうしてお前までいるんだお!」 ミ,,゚Д゚彡「別にいいじゃねーかよ」 ('A`)「あ…ブーン、俺が誘ったんだ」 ( ^ω^)「そうだったのかお…」 ミ,,゚Д゚彡「そうそう、俺だってマシンを走らせたいしな」 (#^ω^)「だったら1人で行けばいいお!」 (´・ω・`)「まあまあ、ブーン」 興奮するブーンをショボンがなだめる。 ('A`)「そういえば他の人たちは?」 24 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 57 42.64 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「なおさんとオワタさんは先に向かってるって。ピットで兄者さんと弟者さんと合流するって言ってたよ。モナーさんとニダーさんは子供たちを連れて少し遅れて来るって」 从 ゚∀从「お、全員参加か」 (´・ω・`)「うん。あ、電車来たよ。それじゃあ乗ろうか」 ――電車内―― ('A`)「そういえばみんなどうやってマシン持ち運んでるの?」 (´・ω・`)「僕はホームセンターで買った工具箱だよ」 ( ^ω^)「ブーンはタッパーにマシンと電池、必要な工具だけ入れて鞄に入れてるお」 ('A`)「なるほど。タッパーか。俺はキットの箱使ってるけど、タッパーに変えようかな」 25 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 00 04.40 ID MkIl+e48O 从 ゚∀从「俺はポケットに直だぜ!」 (;'A`)「フロントバンパーがはみ出してる!壊れるって…」 ミ,,゚Д゚彡「へへ、俺はブランド物のバッグだぜ」 (´・ω・`)「…ねえ、それスペル違うんじゃない?」 ('A`)「本当だ。LがRになってる」 ( ^ω^)「偽物掴まされたのかお?ざまあwww」 ミ;,,゚Д゚彡「な、なんだって!?4万もしたのに…くそう!」 (´・ω・`)「あ、着いたよ、降りようか」 26 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 00 56.08 ID MkIl+e48O ――会場―― ( ^ω^)「お、なおさんたちだお!」 ('(゚∀゚∩「おーい!こっちだよ!」 \(^o^)/「おはようございます」 (´ _` )「おはよう」 ( ´_ゝ`)「おはよう諸君」 ピットでなおさんたちと合流した。 (´・ω・`)「早いですね」 ('(゚∀゚∩「朝から並んじゃったよ!…それよりコースを見てごらん?」 (´・ω・`)「これは…予想通りテーブルトップがありますね。あとは45度のバンク…全体的にはストレートの多い高速コースですね」 (´ _` )「スピードがのる分テーブルトップの攻略が難しそうだ」 ( ´_ゝ`)「なあに、どうってことはない」 (´ _` )「兄者のマシンはそんなにスピード出ないからな」 (#´_ゝ`)「そ、そんなことないもん」 29 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 02 38.16 ID MkIl+e48O ('A`)「…あ、モナーさんたちだ」 モナーさんとニダーさんが子供たちを連れて会場にやってきた。 ( ´∀`)「おはようモナ」 ヽ`∀´ 「おはようニダ」 ( ><)(-_-)(=゚ω゚)ノ( ● ● )「「おはようございます!」」 ( ´∀`)「みんな揃ってるモナね」 (´・ω・`)「おはようございます。…午前中は予選ですね。まずはジュニアクラスからみたいです」 ('A`)「そういえばクラス分けがあるんだったね」 ('(゚∀゚∩「そうだよ!今日行われるのはジュニアクラス、オープンクラスに小径限定クラス、それにルーキークラスだよ!」 30 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 04 43.98 ID MkIl+e48O ('A`)「そうなんですか。…みんなはどのクラスに参加するの?」 ( ><)(-_-)(=゚ω゚)ノ( ● ● )「「ジュニアクラスです!」」 \(^o^)/「僕は 小径クラスです」 ( ´_ゝ`)(´ _` )「「俺たちも!」」 ( ´∀`)「じゃあ他はみんなオープンクラスモナね」 ('A`)「俺はどうしようかな…ハインとフサは?」 从 ゚∀从「せっかくだからオープンクラスにするぜ!強敵が集まるんだろ?」 ミ,,゚Д゚彡「…このルーキークラスっていうのは?」 (´・ω・`)「レンタルマシンか速度が25㎞/h以下のマシン限定のレースだよ」 ( ^ω^)「お…そういえばレンタルマシンもあったんだったお。やっぱりツンも連れてくればよかったお」 31 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 07 59.73 ID MkIl+e48O ( ´∀`)「たぶんフサギコくんのマシンは制限速度を越えてるモナ」 ミ,,゚Д゚彡「じゃあオープンクラスにするぜ…ドクオは?」 ('A`)「俺のマシンは大径だしオープンクラスしかないね」 こうして各自出るレースを決めた。 ('(゚∀゚∩「そろそろジュニアクラスの一次予選が始まるよ!」 ( ´∀`)「みんな頑張ってくるモナ」 ヽ`∀´ 「頑張るニダ、ヒッキー」 ( ><)(-_-)(=゚ω゚)ノ( ● ● )「「は~い!」」 子供たちが予選レースに向かった。 ('A`)「ねえ、あの人って今のミニ四ファイター?」 32 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 08 40.80 ID MkIl+e48O 俺は司会をしている男の人を指してショボンに聞いてみた。 (´・ω・`)「いや、あの人はMCガッツっていってね、元はダンガンの司会者だったけど今はタミヤのイベント全般に出てるんだ」 ('A`)「じゃあファイターは?」 (´・ω・`)「残念ながら引退しちゃったんだ」 ('A`)「そっか…」 ミニ四ファイターはもういないらしい。なんだか少し寂しく感じた。 ('A`)「あの女の人は?」 (´・ω・`)「櫻井さんか。新人声優で昔からミニ四駆やってた人みたいだよ。今はまだあんまり有名じゃないみたいだけど。まあ、アシスタント兼アイドルみたいなものだよ」 33 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 11 03.93 ID MkIl+e48O ('A`)「ふ~ん」 今はミニ四駆にもアイドルがいるのか。 ( ^ω^)「おっお、ヒッキーくんが走らせるお!」 ヽ`∀´ 「ヒッキー頑張るニダ!」 (-_-)「………」 ヒッキーくんが表情を引き締める。そしてレースがスタートした。 …………。 (-_-)「…ダメだった」 ヽ`∀´ 「よく頑張ったニダよ」 ヒッキーくんのマシンはあと1台というところで予選突破はならなかった。続くぃょぅくんも予選落ち、ワカッテマスくんはコースアウトでリタイアした。 ( ><)「いってくるんです!」 (-_-)「頑張って!」 一次予選最後のレース、ビロードくんの出番だ。 35 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 11 37.28 ID MkIl+e48O ( ><)「いくんです!ブリッツァーソニック!」 レースがスタートした。しかし見るからに他のマシンの方が速い。 ('A`)(ダメかな…) しかし… 「ああっ!」 「くそっ!」 「くっ!」 「マジかよ…」 前の全てのマシンがテーブルトップでコースアウトしたのだ。 (;'A`)(これがテーブルトップの恐ろしさか…!) (*><)「やったんです!」 ビロードくんはそのまま完走し、予選を通過した。 (´・ω・`)「よし、次はオープンクラスの予選だ」 36 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 14 40.50 ID MkIl+e48O ………。 ~ ;ヽ`∀´ 「ニダッ!」 ('(゚∀゚∩「もう少しだったよ…」 ミ;,,゚Д゚彡「くそっ!」 从#゚∀从「ちくしょう!」 (´・ω・`)「よし!」 ( ´∀`)「突破したモナ」 これまでのところ俺たちの中で一次予選を突破したのはショボンとモナーさんだけだった。 しかもなおさん以外の3人はテーブルトップでコースアウトという結果だった。 (;'A`)(テーブルトップ…やっぱり恐ろしいぜ!) ( ^ω^)「じゃあ、ドクオ、先に行ってくるお!」 ('A`)「あ、うん、頑張って!」 残るは俺とブーン。ブーンのレースの方が先だった。 37 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 15 16.02 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「いくお!マグナム!」 レースがスタートした。 小径マシンの利点だろうか、ブーンのマシンが抜群の加速力でトップで飛び出す。かなりの速さだ。 ( ^ω^)「いい調子だお!マグナム!」 (´・ω・`)「ブーンもいつのまにか速くなりましたね」 ( ´∀`)「この前ニカド電池の育成を教えてあげたモナ。ブーンくんはハイパーダッシュPROを使ってるモナね?ダッシュ系モーターの力を引き出すにはニカド電池が必要モナ。どうやら僕の教えたことが役に立ってるみたいモナ」 (´・ω・`)「なるほど。これは油断できませんね」 ブーンはそのまま最後までトップで逃げ切り、予選を通過した。 (*^ω^)「おっお、どうだお、ドクオ!」 喜色満面のブーン。俺も負けていられない。 ('A`)「見てろよ、ブーン」 次はいよいよ俺の番だ。 39 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 17 21.53 ID MkIl+e48O ('A`)(大丈夫かな…) 一応ショボンから聞いて対策はしてきたつもりだ。フロントは2段アルミローラー、アンダースタビを装着。リヤはブレーキとしてシリコンタイヤを切ってFRPプレートに貼り付けた。 しかし実際に公式レースを走らせるのはこれが初めてだ。なにより目の前であれだけコースアウトされると不安になる。 ('A`)(…なるようになるさ!) 覚悟を決めてスイッチを入れる。そして… ('A`)「いけっ!エンペラー!」 レースがスタートした。 真っ先に飛び出したのは他のレーサーの小径マシンだ。ボディの隙間からチラリとのぞくエンドベルはスプリントダッシュだろうか?かなりの速さだ。しかし… ('A`)「…負けないぜ?」 从 ゚∀从「お、ドクオのマシンも速いじゃねーか!」 41 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 18 08.78 ID MkIl+e48O 加速こそ小径マシンに負けるが最高速度では大径のこちらに分がある。 ( ^ω^)「おっお、ドクオもなかなかやるお!」 (´・ω・`)「ドクオくんは元々器用だし、飲み込みも早いですからね」 ( ´∀`)「これからの成長が楽しみモナ」 しかし勝負はここからだ。レーンチェンジを抜け、バンクを下り、テーブルトップへ… ( ^ω^)「おっお!」 ('∀`)「よし!」 無事に突破した。 そしてレースは進み、小径スプリントマシンがトップ、俺のマシンが2着で最終回へ。 「ゴール!」 ('∀`)「やった!」 最後に逆転し、一次予選を通過した。 43 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 20 50.53 ID MkIl+e48O ミ,,゚Д゚彡「よう、ドクオ、やるじゃねーか」 (*'A`)「ありがとう」 たしかに速くなった実感があった。素直に嬉しい。 ( ^ω^)「勝負するのが楽しみだお」 ( ´_ゝ`)「ふふふ、次は小径クラス…俺たちの出番だな!」 (´ _` )「そうだな、準備をしておくか」 \(^o^)/「頑張ります」 と、オワタさんのマシンに目をひかれた。 ('A`)「オワタさん、その改造は…」 \(^o^)/「これですか これは オワタステーです」 オワタさんのマシンは周りをぐるりとFRPプレートで囲まれ、さらに両サイドに万歳をするような形でFRPプレートが立てられていた。 44 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 21 39.13 ID MkIl+e48O ('A`)「これはいったいどんな意味が…」 \(^o^)/「レーンチェンジなどでの ローラーの引っかかり防止です」 ('(゚∀゚∩「そんなこと言って、本当はボディの保護が目的なんだよ!」 \(^o^)/「バレましたか ピンクちゃんを傷つけたくないですからね」 オワタさんはそう言うと愛おしげにマシンにプリントされたキャラクターを見つめた。 (;'A`)「そ、そうですか」 \(^o^)/「それでは いってきます」 ………。 (´ _` )「突破は俺だけか」 (#´_ゝ`)「弟者だけずるい!」 45 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 23 18.74 ID MkIl+e48O (´ _` )「落ち着け兄者。公正なレースの結果だ」 \(^o^)/「僕も ダメでした でも みんなにピンクちゃんを見てもらえたから それでいいです」 小径クラス一次予選を突破したのは弟者さんだけだった。弟者さんのベルクカイザーは終始安定した走りを見せていた。 ( ><)「二次予選なんです!」 ( ● ● )「落ち着いていつもの走りをするんです」 (=゚ω゚)ノ「がんばるんだょぅ」 (-_-)「僕たちの分も頑張って」 次はジュニアクラスの二次予選。ビロードくんが参加した。 ………。 ( ><)「…負けちゃったんです!でも楽しかったんです!」 さすがに二次予選では一次予選のようなラッキーは起きずに敗退した。 46 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 25 04.65 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「おっお、休憩だお!」 午前の部が終わり、休憩時間に入った。外に出て食事をとる。 ('(゚∀゚∩「今のところ残ってるのは…」 ( ^ω^)「オープンクラスはブーンとドクオ、ショボンにモナーさんだお!」 (´ _` )「小径クラスは俺だけだな」 ( ><)「みんな頑張ってなんです!」 食事も終わり会場に戻る。午後はオープンクラスの二次予選から始まるのだ。 47 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 26 33.08 ID MkIl+e48O ('A`)「ショボン、なにしてるの?」 レースを前にショボンが何かしていたので尋ねてみる。 (´・ω・`)「ああ、これかい?アルカリ電池をホッカイロで温めてるんだ」 ('A`)「温めると違うの?」 (´・ω・`)「うん。持続力はないけど、瞬間的なスピードならニカドにも負けないさ。加熱しすぎると危険だからホッカイロくらいがちょうどいい。ドクオくんも使うかい?」 ('A`)「いや、俺はいいよ」 これから勝負するというのにこの余裕。自分のマシンに余程の自信があるのだろう。 (´・ω・`)「そろそろレースが始まるね。行こうか」 ('A`)「うん」 48 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 27 13.48 ID MkIl+e48O 俺はショボンと同じレース、ブーンはモナーさんと同じレースだった。 (´・ω・`)「お手柔らかにね」 ('A`)「こっちこそ」 正直ショボンに勝てる気はしない。他のレーサーも速そうだ。俺はここまでだろう。 (´・ω・`)「いけっ!ウイニングバード!」 ('A`)「負けるなエンペラー!」 やはりショボンのマシンは速い。速すぎる。やはりまだ俺のマシンでは歯が立たない。 (;'A`)(それにしても速いな。一次予選のときより速いんじゃないか?) …そう。速すぎたのだ。 (;´・ω・`)「ああっ!」 50 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 28 54.28 ID MkIl+e48O なんとショボンのマシンがコースアウトしたのだ。 ('A`)「え?」 慌てて状況を確認する。 (;'A`)「え?俺のマシンもしかして今トップ?」 そのまま完走し、二次予選も突破した。 (´・ω・`)「負けちゃったよ」 ('A`)「一次予選はコースアウトしなかったのにね」 (´・ω・`)「…うん。この音を聞いてごらん、ドクオくん」 そう言うとショボンはマシンのスイッチを入れた。キーンという、高い音が鳴り響く。 ('A`)「これは…」 (´・ω・`)「どうやらモーターの寿命が限界に近づいて、スピードが上がってたみたいなんだ。そのスピードに耐えられなかったんだね」 ('A`)「そんなことが…」 (´・ω・`)「さすがに予想外だったよ。…何はともあれおめでとう。決勝も頑張ってね」 ('A`)「うん、頑張るよ」 52 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 29 35.98 ID MkIl+e48O 次はブーンとモナーさんの出るレースだ。 从 ゚∀从「始まったぜ!」 レースがスタートした。モナーさんのマシンはやはり速い。しかしさすがにここまで勝ち抜いてきたレーサーだ。モナーさんの隣のレーンのマシンもかなり速い。 (;^ω^)「これは僕の出る幕じゃないお」 ブーンは現在4番手だ。 ( ´∀`)「なかなかやるモナね」 54 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 31 07.24 ID MkIl+e48O モナーさんのマシンは依然として隣のレーンのマシンとデッドヒートを繰り広げている。いや、相手のマシンの方が少し速い。 ( ´∀`)「…だけどその速度で完走できるモナ?」 テーブルトップへ差し掛かる。モナーさんの言うとおり、相手マシンは下りスロープでバランスを崩して転倒した。 ……転倒して隣のモナーさんのレーンに飛び込んだのだ。 (;´∀`)「モヌァ!」 モナーさんのマシンも当然巻き込まれてクラッシュ。 「す、すみません」 ( ´∀`)「気にしなくていいモナよ。こんなときもあるモナ」 スタッフ「レースのやり直しもできますが…」 ( ´∀`)「いいですモナ。…フフ、今回はブーンくんの成長ぶりを見させてもらうモナよ」 55 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 31 52.06 ID MkIl+e48O そして… (;^ω^)「おっお、二次予選も突破しちゃったお」 ブーンも決勝に進出した。 \(^o^)/「なんという 強運」 ('A`)「ブーンも決勝進出か…」 ( ^ω^)「おっお…決勝では負けないお!」 次は小径クラスの二次予選、弟者さんの出番だ。 ………。 (´ _` )「負けたか…まあ、ここまでくれば十分だ」 (*´_ゝ`)「や~いや~い!弟者も負けた~」 (´ _`#)「一次予選で間違えて使い古しの電池入れて負けた兄者に言われたくない!」 ( ;_ゝ;)「思い出させないでよ、弟者のバカ!」 56 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 33 31.70 ID MkIl+e48O 決勝の前にコンクールデレガンスが行われた。 ('A`)「へえ、いろんなマシンがあるなあ」 たくさんのマシンが並べられ、ガッツがコメントをしていく。 綺麗な塗装がほどこされたマシン、アイディア勝負の面白マシン、実車と同じ塗装をしたマシン、さらには痛車etc. ('(゚∀゚∩「僕も1台出そうと思ってたけど作るの間に合わなかったよ!残念だよ!」 コンクールデレガンスも終わり、次はいよいよオープンクラスの決勝だ。 ( ^ω^)「ドクオ…」 ('A`)「ブーン…」 ( ^ω^)「お互いいい勝負をするお!」 ('∀`)「ああ!」 57 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 33 56.16 ID MkIl+e48O そしていよいよ… ('A`)「ぶっちぎれ、エンペラー!」 ( ^ω^)「優勝するんだお、マグナム!」 決勝レースが始まった。 スタートダッシュはブーンのマシンの方がいい。しかし俺のマシンも徐々に追い上げる。互角の勝負だ。 そして最終回にさしかかる。トップはブーン、2着に俺。 しかし俺のマシンがレーンチェンジでバランスを崩す。減速したままバンクを登り、その間にブーンのマシンとの差がさらに広がる。 (*^ω^)「おっお、どうやら勝負あったお!」 (;'A`)「くそっ!」 58 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 36 22.66 ID MkIl+e48O しかし! ( ゜ω゜)「お…」 バキっと音を立ててブーンのマシンのフロントバンパーが折れた。そして当然コースアウトしてしまった。 …つまりトップは俺に替わった。 (*'A`)「よ、よし!優勝だ~!」 ガシャン! (゜A゜)「………」 次の瞬間、俺のマシンもコースアウトしていた。 60 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 37 28.71 ID MkIl+e48O ~~~~~~~~~~~~~~ ( ´∀`)「残念だったモナねぇ」 (´・ω・`)「結局僕たちの中から入賞者は出ませんでしたね」 ( ´ω`)「前のレースの後にちゃんとチェックするんだったお…」 ('A`)「…ロングビスって曲がりやすいんだね」 从#゚∀从「あ~もうおまえらいつまでもウジウジうるせぇな!」 ('(゚∀゚∩「見応えのあるレースだったよ!」 (´ _` )「失敗は次に活かせばいいさ」 (*´_ゝ`)「ねえねえ、抽選会でバックブレーダー当たったよ!よ~し、5号機作っちゃうぞ~」 \(^o^)/「落ち着け ハマーD」 (´ _`#)「兄者は本当に落ち着け!」 ( ^ω^)「やっぱり基本をおろそかにしちゃダメだお」 ('A`)「そうだね」 俺たちの敗因、それはこまめなチェックを怠るという初歩的なミスだった。 ('A`)(次から気を付けなきゃな) 63 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 38 48.14 ID MkIl+e48O しかしコースアウトしたとはいえ、初出場で決勝までいけたのだ。さらに以前ショボンから聞いた言葉を思い出す。 “井桁だから速いんじゃない。速さに耐えられるように井桁にするんだ” ということは、俺のマシンは速度的にショボンやモナーさんの井桁マシンに近づいているのだろうか? (*'A`)(へへ、悪くないかな) 火照った顔に秋の風が気持ちいい。反省と、確かな手応えを収穫に俺の公式大会初出場は幕を閉じた。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/219.html
ミニ四駆DS ロケットカンパニー 2009年12月17日 DS ミニ四駆をカスタマイズして戦わす 80車種以上のマシン、700種類のグレートアップパーツで自分だけの最強マシンを作りましょう
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31129.html
登録日:2015/01/20 Tue 23 14 09 更新日:2021/02/24 Wed 23 10 13 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 スーパーミニ四駆 タミヤ ミニ四駆 田宮模型 スーパーミニ四駆とは、田宮模型からかつて発売されていた ミニ四駆のシリーズの一種類で、第二次ミニ四駆ブームを牽引したフルカウルミニ四駆・エアロミニ四駆とほぼ並行して発売されていた。 スーパー、と言う名目から、通常のミニ四駆とは違う物を想像する人もいるかもしれないが、 単三電池二本とモーターで走るれっきとしたレース用ミニ四駆の一種で、 勿論今でも全車種が大会での出場を許可されているシリーズである。 その為、今なおこのシリーズを愛車としてチョイスしているレーサーも数多く存在する。 このシリーズが発売されたのは、フルカウルミニ四駆シリーズ登場のほんの少し前から エアロミニ四駆登場直前まで、即ち第二次ブームの黎明期~真っただ中と言える。 が、当時は漫画&アニメの『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』が空前の人気を博し、 第二次ブームもそれに付随した形であった為、当然のように人気はレツゴモデルであるフルカウルに集中。 マグナムやソニック、ビークスパイダーなどの人気機種が入荷即完売を繰り返す中、 このシリーズのマシンは 模型店の棚でひっそりと引き取り手を待ち続けていた。 が、フルカウルが無加工では小径タイヤしか装備する事が出来ず、 現在と違って基本的に大径が圧倒的有利な当時のコースでは不利なレースを強いられ続ける中、 このスーパーミニ四駆シリーズは全車種が標準で大径タイヤを装備しており、コースに合わせて大径小径を 自由にチョイスできた事から、生まれながらにフルカウル車種に対して圧倒的なアドバンテージを得ており、 当時のいわゆるガチ勢はこぞってこのシリーズのマシンを愛用していた。 (フルカウルを大径も履けるように加工する事は勿論可能だが、ボディデザインが大きく崩れる為、 殆どの子供たちはフォルムを崩さないまま小径タイヤを使い続けていた)。 事実、サイクロンマグナム(ブロッケンGブラックスペシャル?)が先行販売と、まさに二次ブームど真ん中となった スーパージャパンカップ96では各地でアストロブーメランが大暴れし、 その各地区のチャンピオン達が雌雄を決したTVチャンピオン 全国ミニ四駆王選手権 小学生の部においても 最後の最後で逆転して勝利の栄冠を掴んだ中井選手もこのマシンをチョイス。 その後のTVチャンピオンの第二回親子ミニ四駆王選手権では、 登場した5チームの全選手がスーパーミニ四駆シリーズを愛車に選択した事から、 少なくとも当時のガチ勢はこのシリーズに夢中であった。 そもそもフルカウル一辺倒だった第二次ブームの1994~1998年のジャパンカップですら全5大会中4度もスーパーミニ四駆が優勝を飾っており、フルカウルが優勝できたのは10周年記念大会である1997年の一度しかない(優勝マシンはブロッケンG。しかもこのマシンも大径タイヤ用にボディを改修していた)。 特に1998年のジャパンカップでは、フルカウルとエアロ勢を差し置いて、1~3位をスーパーミニ四駆勢が表彰台を独占したほど。 マシンは全て徳田ザウルス先生のデザインによるもので、 GPAシリーズを除く全車種が漫画『風のレーサー侠』もしくは『ダッシュボーイ天』のキャラクターモデル。 だが、ザウルス先生の急病により、ダッシュボーイ天が未完のまま終了した事から、 このシリーズも終わりを告げてしまった。 フルカウルやエアロは全車種が今なお生産中だが、 このシリーズに至っては一台も通常生産されておらず、 ごくたまに(数年に一度)再生産されるのを待つかS2シャーシでリメイクされた限定キットの発売を待つしか入手のチャンスは基本的にない。 その為、車種によってはかなりのプレミアが付いている物もある為、手に入れるのには骨が折れる。 だがそのデザイン性に魅せられたレーサーは今でもかなり多数存在し、 様々なマシンが今なお全国各地で疾走している。 マシンリスト(カッコ内は採用シャーシ) No.1 リバティーエンペラー(S1) スーパーミニ四駆シリーズ第一弾にして、徳田ザウルス先生の『風のレーサー侠』の主役機。 全体的にフルカウルモデルに近い、どことなくでっぷりとした容姿をしているが それが却って『皇帝』の名にふさわしい風格を醸し出す、秀逸なデザインをしている。 何気にスーパー1シャーシ初採用のモデルでもあり、93・94と二年連続でジャパンカップ優勝の実績もあって 今尚非常に高い人気を誇る一台でもある。 2010年に再版されたが、流石に残っている所は少ない…というか、ほぼ皆無。 余談だが、徳田ザウルス先生の代表作『ダッシュ!四駆郎』にも同名のマシンが登場するが このマシンとは似ても似つかない容姿の別物である。 『ダッシュボーイ天』では主人公がブーメラン10を入手する前のマシンとしても使われた。 これにより、リバティーエンペラーという名のマシンは、徳田ザウルスの長期ミニ四駆漫画全ての主人公たちに使われたマシンにもなっている。 2014年にシャーシを白色のスーパー2、ステッカーをメタル調に変更した プレミアム仕様が限定販売されたほか(後に2019年に再販)、2015年末にはゲームセンターのプライズ限定で 全4色のリバティーエンペラーNOVEも登場するなど、バリエーションの多さはシリーズ随一。 No.2 トムゴディスペシャル(S1) こちらも風のレーサー侠からの登場マシン。持ち主がトム・ゴディなのでトムゴディスペシャル。 漫画掲載時はスパイダー・フロム・マーズと言う名前だったが、版権上の都合から変更されてしまった。 リバティを多少レーシーにリファインしたようなデザインであり、 フロント後部に取り付けられた二本のエアーダクト(?)が特徴的なマシン。 こちらも2010年に再版され、今でも残っている所には残っているようである。 殆ど知られていないが、実は95年のジャパンカップ優勝マシンでもある。 No.3 小覇龍(シャオバイロン)(S1) こちらも風のレーサー(ry 実はミニ四駆としては2014年現在も唯一の金色成型のボディを搭載した、ゴージャスなマシン (その為割れやすいとも言われているが…)。 作中でも噛ませの様な扱いを受けた為、侠の読者からもさほど人気の無かった悲劇のマシン。 が、今となっては珍しい金色成型のボディなどで、局所的な人気を誇っている他、 何気に98年のジャパンカップで優勝している(*1)(オヤジマシン説が濃厚だが…)。 2010年に再版されたほか、限定でゴールドメッキのボディも存在したらしい。 No.4 ビッグ・バン・ゴースト(S1) 風のry 名前の通り幽霊をモチーフにしたマシンだが、前後に取り付けられたV字ウイングのお陰で ミニ四駆としても全く違和感のないボディデザインとなっている。 その名前からか、多少無茶してもデザインが崩れない程の存在感のあるボディのお陰か、 初期のスーパーシリーズでは一番人気と言っても過言ではない程に人気があり、 2010年の再販版も、まるで幽霊のように颯爽と店頭からかき消えてしまった。 2016年12月、トムゴディと小覇龍を差し置いて 待望のプレミアム仕様が限定販売される。 シャーシ・ホイールはステッカーに合わせてライトブルーに変更され、 メタリックシールも相まって全体的に爽やかな雰囲気となった。 限定品なのでお早めに。 No.5 ブーメラン10(S1) 徳田ザウルス先生の漫画『ダッシュボーイ天』の主役機として登場。 全体的に肉付けが多くなされた今までの四車種とは異なり、 戦闘機をモチーフにした鋭いボディがレーサーたちの目を引いた。 ボディのサイドウイングにローラーを取り付けたりと、改造の自由度がかなり広く、 当時のハウツー本のお手本マシンにこぞって採用された機種でもある。 ちなみに最初は緑色でデザインされていた。 GPAシリーズを除き、再版されていない数少ないスーパーミニ四駆の一台。 No.6 ブーメランガンマ ブラックスペシャル(S1) ダッシュボーイ天のライバル機として登場した、ブーメラン10の兄弟機。 ブーメラン10とは真逆の漆黒のボディと、ブーメラン10とは異なるリヤウィング、 そしてクリアスモークのギヤカバー類が人気を博した。 恐らくブーメラン10のブラックスペシャル的な立ち位置として産まれたと思われるが、 それまでブラックスペシャルは全て限定ラインナップだったのにこのマシンから通常ラインナップに加わった。 極端な言い方かもしれないが、このマシンが存在していなければ ブロッケンGやナックルブレイカー、ブリッツァーソニックのブラックスペシャルも全て限定版となり 現在でも幻のマシンとしてカウントされていた…のかもしれない。 スーパーシリーズではGPAシリーズを除いてこれとブーメラン10の2車種のみが一度も再版されていない。 金型に問題でも生じたのだろうか? No.7 アストロブーメラン(S1) 前述の通り、夏のジャパンカップを席巻し、TVチャンピオンでも栄冠を掴んだスーパー史上屈指の名機。 ブーメラン10同様に戦闘機をモチーフにしているが、更にシャープ、更に鋭利になったボディは 今なお非常に高い人気を誇り、絶版の間は高い値段で取引されていた。 ちなみに通常ラインナップとしては珍しくクリヤスモークのギヤケースを装備しているほか、 レーサーシリーズはそれまでライトウエイトホイールを採用していたのが このマシンから強度重視のマンタレイ型が採用されるようになった。 2009年にあのバックブレーダーと同時に再版され、仲良く店頭から姿を消したために 2013年にシルバーメッキホイールをおまけに付けて再度再販された。 非常に大量に作られたようで、まだ残っている所には残っているようである。 オペレータールーム!バックブレーダーの再販はまだなのか!?オペレータールーム!応答してくれ!! 2016年4月、本体色をクリアレッドにしてシャーシを白S1に変更したものと、 本体色をクリアブルーにしてシャーシを白S2に変更したキットが限定販売された上、 2018年3月にはボディーカラーをブラックに変更した上で緑色のS2に搭載した アストロブーメランプレミアムブラックスペシャルも発売された。 …が、オリジナルのアストロブーメランのプレミアムは2018年現在発売されていない。 No.8 ストラトベクター(SFM) スーパーシリーズとしては唯一のスーパーFMシャーシ採用機であり、 現在でも唯一スーパーFMシャーシで大径タイヤを装備しているマシンでもある。 別に2クールも掛けて友情ごっこした揚句に衝撃の真実を語りだしたりはしない。 戦闘機をモチーフにしていた今までとは一転、ボディ後部になるにつれてスマートになる斬新なボディは 今なお非常に高い人気を誇り、絶版の間はべらぼうな値段で取引されていた他、 再生産版もすぐに完売、今でもまたプレミアが付いている程の人気機種である。 2012年末に13mmボールベアリングを4つおまけに付けて1,400円で再版されたが、 あっと言う間に店頭から姿を消してしまった為、姿を見掛ける事はほぼ無いと言って良い。 と言うか売ってたら即座に確保した方が良いレベル。マジで。 限定版としてブルーメッキやホワイトのボディが存在していた。 No.9 ブラックストーカー(STZ) 当時全国の子供達を虜にし、今でも愛用者の多いスーパーTZシャーシを初採用したスーパーミニ四駆。 名前の通り漆黒に彩られたそのボディと新型の大径ホイールは今でも高い人気があり、 平面が多い事から痛車にもよく用いられるマシンでもある。別にストーカーだからではない。 限定としてブラックメッキボディやシルバーメッキボディの物が存在した模様。 2012年に13mmボールベアリングを4つ搭載して再版される。 ちなみに超レアキットとして、400台しか存在しないフルクリスタルモデルという限定品が存在する。 ボディ・シャーシ・Aパーツ・タイヤ全てがクリヤーカラーで、尚且つホイールが蛍光イエローという超豪華版。 当然現存数も非常に限られると思われるので、実物を見れたらラッキー程度に思ったほうがいいかもしれない。 ちなみに本機が発売されたタイミングはちょうど「ストーカー」という言葉が認知され出した頃なのでよくネタにされた。 作者としては『追跡者』をイメージしての命名だったのだろうが… 『ダッシュボーイ天』におけるレーサーの名字が武羅怒(ブラド)であり、作中での吸血鬼めいた出で立ちから、あの最凶最大最恐の吸血鬼ドラキュラ伯爵を生み出した小説家、ブラム・ ストーカー とのダブルネーミングであっても不思議ではないが。 No.10 サンダーブーメランW10(STZ) 漫画『ダッシュボーイ天』の最後の主人公機となるブーメランが登場。 当然のようにスーパーTZシャーシ、そしてブラックストーカー型のホイールを採用したそのフォルムは 当時のガチ勢を大いに歓喜させた。 よっぽど大量に作ったのか、三次ブーム初期頃は二次ブーム期に生産されたものを見かける機会も多かったが それでもブラックストーカーと共に2012年に13mmボールベアリングを4つ付けて再版される。 流石に今となってはどちらも見かけることは少なくなってきたので、万一発見したら即座に確保しよう。 シルバーメッキやらレッドメッキやらが存在したらしい。 No.11 レイホークガンマ(STZ) ブラックストーカー同様に真っ黒なボディに身をまとったマシンだが、 何よりの特徴はステルス戦闘機を連想させる車高の低さ。 実はこのマシンのボディは、一番高い所でもギヤカバーよりも低く作られている為、 全ミニ四駆中No.1の車高の低さを誇る。 だが決して扁平では無いそのデザインは、今でも非常に多くのファンを獲得している程に人気が高い。 2012年にry 一時期、どういう訳か白色のボディが大量に出回った事があるほか、 限定でブラックメッキのボディも存在したらしい。 No.12 タイガーザップ(STZ) オリジナルデザインでは最後となるスーパーミニ四駆だが、とにかく影が薄い。 と言うのも、漫画『ダッシュボーイ天』はこのマシンの初登場を最後に連載が終わってしまい(作者急病の為)、 このマシンはレースが描かれなかったどころかたった2コマしか登場できなかったという悲劇のマシンである (しかも内1コマはシルエットなので、実質1コマだけしか登場できていない)。 更にダッシュボーイ天が打ち切りに伴い大量の単行本未収録話を作ってしまい、 当然タイガーザップ登場の話も単行本に収録されていない為、尚更影が薄い… 2013年にゴールドメッキホイール付きで再版されるも、こちらも割と簡単に手に入る。 また、2003年に阪神タイガースが快進撃を続けていた時、便乗商法の一環として ボディとホイールを真っ黄色に変更されたリミテッドスペシャルも発売された事がある。 No.13 ビッグバンゴーストGPA(VS) ビッグバンゴーストにGPチップ(2000年代初期に一部で出回ったシステム)を組み込ませる為に あちこちに変更や肉抜きを施してリデザインしたモデル。 ボディ色はオリジナルのホワイトから、正反対のブラックへと変更されている他、 シャーシがVSシャーシに変更され、限定版は小径タイヤに変更されている。 が、これ自体がぶっちゃけ限定版であり、今ではもう生産されていないので手に入らない。 No.14 リバティーエンペラーGPA(VS) リバティーエンペラーにGPチップをry こちらはオリジナル同様のホワイトボディのまま大胆にアレンジ。 シャーシはVSシャーシの白が付属。当時は割と珍しいカラーであった。 余談だが、ジャニーズのNEWSに所属している増田貴久氏の昔からの愛機でもあり、 ミニ四駆超速ガイド2014ではチャンピオンズ(ミニ四駆が超速い人たち)3人+編集者1名を相手にガチレースに挑み 見事2位と好成績を収めている為、レーサーたちからは注目の的にもなっていたりいなかったり。 No.15 ブーメラン10GPA(TZ-X) ブーメラン(ry シャーシは当時は珍しかったスーパーTZ-Xシャーシのホワイトとなっている。 ボディもホワイトそのままな為、タイヤ以外は白尽くしのキットでもある。 こちらも現在は絶版。見つけたら結構ラッキーかも。 その他・限定マシン リバティーエンペラー ブラックスペシャル(S1) ブーメランと違ってこちらは限定ラインナップとなった、リバティーエンペラーのブラックスペシャル。 オリジナルのリバティーエンペラーの翌年に発売されたが、何故かアイテムNo.がオリジナルより若い謎のマシン。 昔は一時期生産されただけでその後は再生産されず、文字通り幻のマシンと称されていたが、 2005年のスーパーミニ四駆メモリアルボックスで遂に再録され、 続く2013年には普通にキットとして一般販売された為、随分と価格も落ち着いたが、現在再び絶版。 2017年、なんとまさかのプレミアム化を果たしたが、 白ボディに白シャーシ、そして本来のステッカーをそのままメタリック仕様にした本家版とは異なり ピンクシャーシにピンクタイヤ、そしてステッカーもピンクが基調となり、 黒×ピンクというギャルっぽいカラーでレーサー達の度肝を抜いた。 しかし決して不評ではなく、一次出荷版は即時完売するほどの人気を博した。 ポセイドンX(ボディ単品販売の為シャーシなし) 1993年にコロコロコミックとタミヤがデザイン募集を行い、 なんと5000通もの応募があった中から徳田ザウルス先生がアレンジを加えたモデル。 93年に一瞬だけボディ単品で販売され、その後は全く再生産がなされなかったので リバティーエンペラーのブラックスペシャル同様に幻のマシンと言われていた、超希少なモデル。 2005年のスーパーミニ四駆メモリアルボックスの特典として遂に再生産が行われ、 その後2011年にスーパーIIシャーシFRP強化セット(ナチュラル)にも付属し、随分と手に入りやすくなったが 相変わらず絶版なので入手には少し骨が折れる。 イベント限定でブルーメッキボディが存在した。当たり前だがオリジナル以上の超激レア物である。 ポセイドンX ブラックスペシャル(S1) すぐに市場から姿を消してしまったポセイドンXの成型色を黒色に変更し、 更にシャーシやらその他一式を付けてキットとして販売したモデル。 だがこちらも生産数が極端に少なく、あっと言う間に店頭から姿を消してしまったので、 前述の二車種同様に『幻のマシン』としてまことしやかに語り継がれていた (再販前、ヤフオクで5万円以上の高値で取引されていたとか何とか…) 2006年にようやく再販されたが、それももう10年近く前の事なので 今となっては中古相場も高騰している。再販してくれ、マジで… 追記・修正はスーパーシリーズのマシンを愛でながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アストロブーメランはガチでカッコ良かった。フルカウル人気に隠れてるけどマジ名車揃いだよな -- 名無しさん (2015-01-21 07 19 13) ↑アストロとレイホークとブラックストーカーは今見ても十二分にカッコいい。しかしサンダーブーメランは主役の機体なのにぶっちゃけ… -- 名無しさん (2015-01-21 22 45 14) タイガーザップは小学4年生だか5年生だかで連載してたミニ四駆の漫画でライバルキャラが使ってたな -- 名無しさん (2016-10-06 20 45 15) ↑敵にボロボロにされて後継にクロスタイガーVR開発したんだったな。実際に走ってる場面が他漫画だけのタイガーザップ・・・ -- 名無しさん (2017-08-27 10 11 47) ストラトベクターはTVチャンピオンのミニ四駆王選手権で「後輪ドリフト走行を得意としたマシン」って紹介されていたけど、どういう事なの? -- 名無しさん (2018-03-31 21 55 08) キットは売ってないけどレイホークガンマの白ボディやストラトベクターのボディは今でも部品請求で買える -- 名無しさん (2018-04-20 21 45 02) 子供会のクリスマスプレゼントでブーメランガンマをもらったんだが、捨ててしまった。勿体ない事したなあ。組立後でも売れただろうに。 -- 名無しさん (2018-04-20 21 54 27) ↑↑↑FMはモーターが前にあるから、リヤ側は滑らせた方が速い=後輪をドリフトさせる走行がベスト、っていう思考に基づいた紹介だと思う。 ちなみにまんざらデタラメでもなくて、今もFM車はリヤのグリップを抜くユーザーが多い -- 名無しさん (2018-04-29 16 23 20) プレミアム版のリバティエンペラーはGPA版からの改修なのか屋根(?)のところに穴のモールドの痕跡が(確か旧版にはなかったはず) -- 名無しさん (2021-02-24 23 10 13) 名前 コメント